SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)

SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)
チーム強化の最終章はデュッセルドルフで!!

みんなで喜び JFA

2022年11月カタールで行われるFIFAワールドカップカタール2022に出場するSAMURAI BLUEことサッカー日本代表は森保一監督のもと、本大会でのベスト16以上の結果を残すべく強化を続けています。そのSAMURAI BLUEが大会前最後の活動をドイツ・デュッセルドルフで9月に行います。9月23日にはアメリカ代表と、27日にはエクアドル代表と、デュッセルドルフのアリーナで対戦します。アメリカもエクアドルもワールドカップに出場する強豪国、申し分ない相手との試合となります。

サッカー界において日本とドイツとの関わりは深く、1960年代、自国開催となる東京オリンピックを控え、代表チームの強化を目指す日本代表を初の外国人指導者として指導したのは、ドイツ人であるデットマール・クラマーでした。「日本サッカーの父」とも呼ばれるクラマーの指導を受けたチームは世界と伍して戦い、1968年メキシコで行われたオリンピックで銅メダルを獲得するまでに成長しました。

70年代、日本人として初めてヨーロッパへ渡り、プロサッカー選手となった奥寺康彦が活躍したものドイツでした。ブンデスリーガの名門1.FCケルン、ヴェルダー・ブレーメン等でプレーした奥寺氏はブンデスリーガの優勝に貢献しただけでなく、UEFAチャンピオンズカップ(現・UEFAチャンピオンズリーグ)の準決勝でもゴールを記録し、日本人選手たちに道を拓きました。

森保監督 JFA

時は流れ、2000年代になると多くの日本人選手たちが世界レベルへの挑戦の場としてブンデスリーガへと移籍しました。高原直泰を筆頭に稲本潤一、小野伸二、大久保嘉人、岡崎慎司とドイツのピッチに立った日本人選手は枚挙に暇がありません。中でもシャルケ04の一員としてUEFAチャンピオンズリーグで準決勝に進出した内田篤人、ボルシア・ドルトムントをリーグ、カップの二冠に導いた香川真司、2シーズン連続、ブンデスリーガで最もデュエル(1対1)の勝負を制したシュツットガルトの遠藤航、そして昨シーズンUEFAヨーロッパリーグを制したアイントラハト・フランクフルトの長谷部誠、鎌田大地らの活躍はドイツで生活をされている皆さんの方がより身近に感じているかと思います。

そして今回のワールドカップアジア最終予選以降でプレーした選手の中でも多くの選手がブンデスリーガに在籍しています。新シーズンからブンデスリーガでプレーする選手も加えると、吉田麻也(シャルケ04)、室屋成(ハノーファー96)、板倉滉(ボルシアMG)、原口元気(FCウニオン・ベルリン)、遠藤航(VfBシュツットガルト)、浅野拓磨(VfLボーフム)、鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)、堂安律(SCフライブルク)、田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)、伊藤洋輝(VfBシュツットガルト)と日本代表の主軸を担う選手たちがドイツでより一層力をつけてワールドカップへ臨もうとしています。

そして最後に日本サッカーとドイツといえば、今年11月に行われるFIFAワールドカップカタール2022で日本代表は初戦でドイツ代表と対戦します。西ドイツ時代も含めると計4回のワールドカップ優勝の経験を持つサッカー大国から代表強化、指導者養成、サッカーを取り巻く施設、あらゆるものを日本はドイツをお手本にしてここまで成長してきました。そのドイツとワールドカップという大舞台で真剣勝負を戦います。

「これまではヨーロッパ、サッカー大国との対戦となると見上げてしまい、リスペクトしすぎてしまう傾向が日本サッカー界にあったように感じる。しかし今は代表でプレーする大半の選手がヨーロッパのクラブに所属しており、世界のトッププレーヤーと当たり前のように週末のリーグ戦で戦っている。こうした日常に身を置いている彼らにとってワールドクラスと呼ばれる選手たちも同じリーグの選手たちという認識になり、必要以上に畏怖することはない。今度のワールドカップに臨む選手たちも『ドイツにどう勝とうか、スペインにどうやったら勝てるか』ということを考えている」とは日本代表を指揮する森保監督の言葉、先程紹介した選手たちも日々ブンデスリーガで活躍する選手たちと対峙しながら、ワールドカップへの準備を着々と進めているといっていいでしょう。

そして森保監督も今回のワールドカップでドイツ、スペインというワールドカップで優勝した経験を持つ2カ国との対戦となった今回の組み合わせを「私たち日本サッカー界の目標は2050年までにワールドカップで優勝すること。その目標を見据えてチャレンジを続ける我々にとって、いつかは倒さなくてはいけない壁、今大会でこれまで乗り越えることのできなかったベスト16の壁を突破して、国民の皆さんと一緒に喜びたい」と監督自身もドイツ、スペインと同じ目線で戦う準備は整っています。ワールドカップで優勝経験を持つ2カ国と同居することになった今回のFIFAワールドカップ、是非ドイツからも大きな声援をカタールに送ってください。皆さんの声援が選手の力になることは間違いありません。

大きな一戦を目前に控えた最後の強化試合がドイツ・デュッセルドルフで行われます。ワールドカップ前の最後の試合で選手たちが見せるプレーの数々、チームとして勝利を目指して懸命に戦う姿勢、多くのものがドイツで住む皆さんにとって忘れられない一瞬となることを願っています。そして今回のドイツでの試合が、新たな日本とドイツを繋ぐサッカー史に残るものとなり、その瞬間を皆さんにも立ち会っていただくことを願っています。皆さんのご来場をお待ちしています。

ブラジル戦集合写真 JFA

開催スケジュール
9月23日(金) 14時キックオフ予定 日本代表vsアメリカ代表
9月27日(火) 12時-15時で調整中 日本代表vsエクアドル代表
詳細はJFAのホームページでにてご確認ください。
https://www.jfa.jp/
デュッセルドルフ日本クラブのホームページでもご案内致します。

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