11月12日、デュッセルドルフのオペラ座では初公演となった「Iwein Löwenritter・獅子の騎士」参加者48名で鑑賞してきました。物語はゲオルグ・ブッフナー賞と言うドイツで最も権威ある賞の受賞者のホリシタス・ホッペが中世の騎士抒情詩から作りました。ドイツの子供達は学校で学ぶそうです。このオペラはファミリーオペラと題してドルトモンド、ボン、デュッセルドルフの3オペラ劇場により企画されたもので、ファミリーオペラはこの3都市の合同企画が多いそうです。近郊都市が協力しあって一つのオペラ演目を完成させる考え方にも新鮮さを覚えました。同時に開催された舞台裏ツアーにも子供向けのプログラムに合わせて触って良い衣装が用意されていて、子供だけでなく大人の方も喜んで身につけられていました。舞台はコミックタッチの演出などもあって老若男女が楽しめるものでしたが、今回も大勢のお子さんたちが参加し、楽しんでくれたのを何より嬉しく思います。
文化部ボランティア 山崎