ノルトライン・ヴェストファーレン州の州議事堂の見学会を開催いたしました。訪問にあたりドイツキリスト教民主同盟(CDU)党のGuido Görtz議員と広報部長の稲留さんにご対応いただき、日頃見聞きできない特別な場所をじっくりと拝見することができました。
円の形をした州議事堂の建物の中心には、円形に机を並べた本会議場があります。これは皆が同じ立場で顔を合わせることができるようにというコンセプトの基に作られたものです。1988年の完成当時には大変珍しく、国内外から参考にされたとのお話がありました。
また、見学会後半ではGörtz議員と参加者の懇談会も催され、NRW州の州都としてデュッセルドルフを選んだ理由や今後のエネルギー構造の変化と地域の課題、交通やストライキを政府として見守る姿勢などについて闊達な意見交換がされました。
今回の参加者は男性の比率がとても高く、ドイツに住んでいるからこそ体験できるより踏み込んだ企画を喜んでいただけたのではないかと感じています。
文化部ボランティア 横田