9月14日、練り切り作りを楽しむイベントが開催され、和菓子の先生をお招きして「秋桜」「秋紅葉」「菊」の3種類の練り切りを作りました。最初に先生が見本を見せたと同時に、参加者の皆さまはその繊細な技に少し緊張した様子で「難しい…」という声が聞こえ、初めての体験に戸惑いながらも和やかな雰囲気の中で作業は進みました。最初の一つ目は苦戦しながらも徐々に手つきもスムーズになり、3つ目を作る頃には皆さんがコツを掴み始め、それぞれの個性を活かした作品が完成しました。練り切りはまるで芸術作品のように美しく、まさに「目で楽しみ、舌で味わう」和菓子の真髄を体験できました。自分の手で、季節を感じる和菓子を作ることで、和菓子に込められた職人技や日本文化の奥深さを改めて感じることができたと思います。秋の訪れを感じる「秋桜」や「秋紅葉」、そして「菊」をモチーフにした美しい練り切りを皆で楽しく作り上げたひとときは、この日限りの特別な思い出となりました。そして、和やかな時間を共有できたことに心から感謝しています。
生活部ボランティア 男澤