日本人学校のページ

中3ベルリン修学旅行

中学部3年副担任 松井 修一

コロナ感染状況から、5月から8月への計画変更、陰性検査の現地での実施、見学施設のオンライン予約など、様々な対応が必要となる中、保護者の方のご協力のもと実施できた2泊3日の修学旅行でした。生徒達は2学期になると運動会や学習発表会の準備があり、慌ただしい日程の中での準備となりました。そんな中、生徒たちはよく準備し、3日間を通して日本人学校の中3生として、しっかりした行動をとり、修学旅行は大成功に終わりました。生徒達にとって、1日目はもっと知りたいと感じたザクセンハウゼン強制収容所。2日目は足が棒になるほど歩いたベルリン市内班行動や想像以上の迫力があったショー鑑賞。3日目はとてもきれいだと感じたサンスーシ宮殿やポツダム会議・原爆などたくさんのことが学べたツェツィーリエンホーフ。帰りのICEが故障し、急遽別な列車に乗り換えるアクシデントもありましたが、生徒たちが冷静に行動する姿には感心しました。これから受験に臨む中3生にとって貴重で思い出に残る修学旅行になりました。

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オンライン運動会

中学部1年担任 志田 未季子

今年の運動会は、異学年交流ができないため、予定していた9月4日(土)の一斉開催を中止せざるをえませんでした。その代替として、8月30日(月)~9月3日(金)を「運動会週間」とし、小学部・中学部の学年ごとに開催するという試みをしました。
運動会週間は、保護者の皆様にはオンライン配信で観覧していただきました。運動会は天候にも恵まれ、保護者の皆様のカメラの向こうからの応援の力添えもあり、実りの多い行事とすることができました。
運動会後、各学年間でメッセージの交換をしました。一人の生徒のメッセージを紹介します。中学部3年生の後輩へのメッセージです。「応援ありがとうございました。今までとは違う形にはなりましたが、学年の壁を越えて全体が一つになった良い思い出になりました。」
全校児童生徒が、紅白に分かれ、お互いを応し、応援によって力以上の頑張りを発揮できることを学んで成長できた行事になりました。

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小学部遠足

小学部1年担任 堀川 浩規

曇り空の平日の朝、動物園にはお客さんもまばらでした。そこへやってきた本校の一年生たち。途端に動物園がにぎやかな場所へと変わりました。
少し前の夏休みには家族とお出かけに行くことも多く、動物園に行ったという子もたくさんいました。しかし、やはり友達と行く動物園はひと味違います。
「見て、見て!あっち!」「あ、ゾウがいたよ!」
見つけた動物や、感じたことを「誰かに話したい」という思いでいっぱいになっていました。自分の喜びや驚きを伝えたいと思える仲間と一緒に遠足へ行けたことが、何よりの幸せであったと思います。時折降ったにわか雨でさえも、木陰で雨宿りする楽しいひと時でした。
遠足の後、図工科の学習では動物園で見たお気に入りの動物を絵に描きました。その絵の中には、見た動物だけではなく、それを楽しく見ている自分や友達が入っている子もいました。一年生のみなさんにとって、思い出に残る学習となりました。

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学習発表会

小学部4年担任 板橋 奈緒

2021年9月17日(金)に学習発表会が行われ、小学部1年生から中学部3年生まで、全学年がこれまでの学習の成果を体育館の舞台で発表しました。昨年はコロナウイルスの影響で開催を見合わせましたが、今年はオンラインで舞台と各教室をつなぎ、他学年にも発表を披露することができました。また、保護者の皆様にもオンラインでのライブ配信などで子供たちの様子を参観していただきました。子供たちは色々な人に観てもらえるということを励みに、目標をもって練習に取り組んでいました。当日は、国語科で学んだ物語を、気持ちをこめて表現したり、音楽科で習った合奏を披露したり、体育科の授業でつくったダンスを踊ったり、オリジナルの劇を創作したりと、それぞれの学年が持ち味を出した発表で力を出し切りました。普段全校で集まることができない分、他学年の様子を見たり、自分達のがんばりを見てもらったりすることは大きな経験になったと思います。

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