デュッセルドルフ日本クラブ
会長 宮本 学
日頃よりデュッセルドルフ日本クラブの活動に対し、多大なるご理解とご支援を頂いており、厚く御礼申し上げます。先月の運営委員会・総会にて会長を仰せつかりましたドイツ三井物産の宮本でございます。
まず、先月14日からの大雨による災害で被害を受けられました皆さまに心からお見舞い申し上げます。また、世界中で猛威を振るっております新型コロナウイルス感染症により、昨年来、当クラブの活動は大幅な変更を余儀なくされ、当地で生活されております皆さまには、孤立や緊張が続く中で長期間に亘り、大変なご負担とご苦労があったこととお察しいたします。特にコロナに罹患された方々やそのご家族、不安のなかにおられる方々に対して謹んでお見舞い申し上げますと共に、感染拡大防止にご尽力頂いております在デュッセルドルフ日本国総領事館や当地医療従事者の皆さまに、深く感謝と敬意を表したいと存じます。
当クラブは、デュッセルドルフ市民と会員の皆さま、当クラブ役職員に支えられて58年目を迎えております。長い歴史と伝統並びに欧州最大級の規模と活動を誇る素晴らしい当クラブを、ウィズコロナ、ポストコロナの時代でも益々発展させていけるよう、皆さまのご支援を仰ぎつつ、志を高く持ち全力を尽くす所存でございます。
当クラブの目的は、独日友好関係の促進、地域社会への貢献、会員間の親睦・互助を通じた会員皆さまの健康と福祉の促進にあります。ワクチン接種の進捗や州感染防止条例の緩和措置を受け、5月より図書館業務を再開、今年12月末まで全ての図書を貸出無料とし、6月からは各部・同好会・教室を条例順守のもと順次再開致しました。一方、ここ数週間、デュッセルドルフでも新規感染が再拡大しており、コロナ終息迄、依然として予断を許さぬ日々が続くでしょう。こういう時だからこそ、健康・安全に最大限の配慮をしながらも、目的にある友好促進、地域貢献、親睦・互助に即した当クラブならではの心が通い合う活動を前に進めて、一年以上に亘り交流を制限されてきた皆さまがお互いに繋がり、少しでも活動的かつ充実した生活をお送り頂ける為のご支援をさせて頂ければと考えています。
今秋には、当クラブは2019年2月より仮移転しておりました現オフィスから旧オフィスの新建屋に移転予定です。また多様なメディアを通じた情報のやり取りが加速しているなか、より開かれたクラブを目指して、Webサイト(www.jc-duesseldorf.de)に加えて、昨年末からは当クラブ公式インスタグラム(https://www.instagram.com/jc_duesseldorf/)を開設しました。これらを通じて、会員の皆さまに役立つ情報の提供に一層努めて参りますので、皆さまにおかれましても、是非積極的に情報発信頂き、当クラブへのご期待、ご要望、イベントに関するご提案など、何なりとご遠慮なく、ご相談頂ければ幸いです。
皆さまの多様なご要望に応え、広くデュッセルドルフ市民、社会全体から支持されるよう、クラブ活動の内容、幅を一層工夫し、広げていければと考えておりますので、ご指導とご支援を重ねてお願い申し上げます。どうぞ、よろしくお願い致します。