各地だより

ケルン日本文化会館
2020年12月~2021年2月の催し物ご案内

ケルン日本文化会館は新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う規制にしたがい、11月2日(月)から閉館中です。現在はオンライン事業及び完全予約制による本の貸出のみ行っています。
今後文化機関への規制が緩和され次第当館内での事業を再開予定でおりますが、 事業及び開館時間の前もってのご案内が困難な状況です。最新情報は随時当館HP www.jki.de にてご案内いたしますので同ウェブサイトをご確認くださいますよう、お願い申し上げます。

「日本語講座【有料】」
国際交流基金による日本語教授法のメソッドを生かした、非母語話者を対象とした日本語講座。土曜日にも受講することができます。当面の間、全講座オンラインで実施します。

≪本コース≫ 2021年春夏コースの受付は、3月上旬開始予定です。

≪オンライン日本語しゃべりーれん≫【土曜日14:00-16:00】
ドイツの日本語学習者と日本語で話すことに関心のある日本人ボランティアを募集しております。
1月16日、2月13日

オンライン配信のご案内
9月及び10月に当館にて実施した以下の催しの当日の様子及び11月より実施予定であった日独対話展は、当館Youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCVh88d9Q7uH5nLoWQUJ519g
にてご覧いただけます。

「東京写真展 1960~1970年代の日本」オープニング講演
ザルツブルク現代美術館所蔵の荒木経惟、森山大道らが撮影した1960~1970年代の東京の写真の展示に合わせ、9月11日(金)にザルツブルク現代美術館キュレーターのクリスティアーネ・クールマン氏による本展示に関する講演を実施しました。

「新型コロナウイルス対応 連帯コンサートシリーズ」
新型コロナウイルスの感染拡大により世界中で休止せざるを得なかった文化芸術活動を再び活性化するため、公募型の音楽コンサートシリーズを9月、10月に実施いたしました。

 9月18日(金) 森トリオ(ヴァイオリン、チェロ、ピアノ)
 9月25日(金) トラベルムジカ(ピアノ・鍵盤ハーモニカ、キーボード、トランペット、パーカッション)
 10月9日(金) 児嶋顕一郎(ピアノ)

レクチャーパフォーマンス「「壁」と戯れる」/ Mauerspiel」
10月16日及び17日に当館にて振付家・ダンサー手塚夏子による日独の身体表現と言語の相違に関する新作パフォーマンスを実施しました。手塚とドイツ人パフォーマー2名が、言語・文化の壁に向き合い、戯れ、またコロナ後の現在におけるコミュニケーションの在り方を模索したものです。

シンポジウム「日独両国におけるAIの技術的及び倫理的側面」
日独の研究者、企業の方々をお招きし、10月23日(金)は「デジタル化をめぐる文化的差異?」を、10月24日(土)「デジタル化をめぐる倫理的諸問題」をテーマとしたシンポジウムをハイブリッド形式で実施しました。

日独対話展 Moon over Konohana
日本人写真家・詩人の辺口芳典とドイツ人写真家のカティア・ストゥーケによる「月」をテーマとした対話展。大阪の此花地区で撮影された一枚の月の写真をきっかけに、映像、詩、写真などが展開されます。

Japanisches Kulturinstitut(The Japan Foundation)
Universitätsstraße 98, 50674 Köln
T: 0221-9405580//F:0221-9405589//www.jki.de//このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
国際交流基金ケルン日本文化会館 事務局長 大久保 和正

 

べルリン日独センター
2020年12月~2021年2月の事業予定のご連絡

現在~1月29日まで(会期を延長しました!)
磯益子(平面造形作品)&ヴォルフ・カーレン(Wolf KAHLEN、インスタレーション)による日独対話展「陰影もよう」
本展では、光と影の織り成す事象をベルリン在住の二人のアーティストがそれぞれの視点から捉えた作品をご覧いただけます。作品で扱われている対象は小さな虫(磯)や塵埃(カーレン)など小さすぎて通常肉眼では捉えにくい物たちです。それらが光の助けを得て初めて存在を主張する、その面白さをお楽しみください。

1月11日(月)
アンサンブル・ホリツォンテによる新春コンサート「自然についての対話:Dialog über die Natur」
助成:ノルトライン=ヴェストファーレン州芸術財団
岸野末利加、武満徹、伊藤美由紀やイェルグ=ペーター・ミットマンなどの作曲家による現代音楽を、アンサンブル・ホリツォンテがヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルート、クラリネット、ハープと打楽器でお届けします。

2月4日(木)
日独シンポジウム「クライシス・コミュニケーション」
共催機関:国際交流基金
本シンポジウムでは、新型コロナウイルス・パンデミックへの対処における日本とドイツの「クライシス・コミュニケーション」(緊急事態発生時の情報発信・情報開示)をテーマに、クライシス・コミュニケーションの担当者やヘルスコミュニケーション学(医療・公衆衛生分野を対象としたコミュニケーション学)の研究者が、パンデミックをはじめとするさまざまな緊急事態時におけるコミュニケーションに関する日独各々の取組方法や経験を紹介し、比較検討します。災害時コミュニケーションに関する豊富な経験を積んでいる日本の貢献が期待されます。

2月19日(金)~5月28日(金)
秋元尚美(スカルプチャー)とクラウディア・シュマッケ(インスタレーション)による日独対話展「雨降って地固まる」
展覧会オープニング:2月18日(木)
両美術家は物質(土、水)と非物質(光、動き)の現象をテーマに制作しています。秋元尚美はセラミックやドローイング作品を通して特に触感と物質性を探求し、クラウディア・シュマッケの彫刻、インスタレーションとビデオ作品では動きと一時的な現象がテーマの中心となっています。自然現象と取り組むことに重きを置く両者は、柔軟な形を探求するための素材として土を扱っている点も共通しています。本展覧会のために秋元尚美とクラウディア・シュマッケはこれまでに制作した作品のほかに、新作も展示する予定です。

今年はコロナが猛威をふるい、残念ながら事業の中止・延期が相次いでしまいましたが、代わりに開発した「オンライン事業」により、デュッセルドルフの皆様にもご参加いただけるメリットも生まれました。来年は日独交流160周年記念、そして東日本大震災から10年が経つ年です。災害からの復興と、日独160周年を元気に祝える年にしたいものです。皆様どうぞ良いお年をお迎えください。

新型コロナウイルスの影響で、事業予定が変更になることもありますので、最新情報に関してはウェブサイト www.jdzb.de をご覧くださるようお願いいたします。
また、実施済みのウェブ事業をYouTubeサイトでご覧いただけます。
https://www.youtube.com/channel/UC-xgCm_F4JaPon7osnhJ4Bw/videos

Japanisch-Deutsches Zentrum Berlin
Saargemünder Strasse 2, 14195 Berlin
Tel.: 030-83907 0    Fax: 030-83907 220
URL: www.jdzb.de    E-mail: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
ベルリン日独センター副事務総長 清田とき子