自由コラム

住宅トラブル

今回のドイツ滞在も4年を越えましたが、この間ありとあらゆる住宅トラブルを経験しました。最初の家では、階上の住人の深夜騒音問題、就寝中の泥棒侵入、階上からの大量の水漏れ被害とその後の修復工事(約3ヶ月)、ガス給湯器の頻繁な故障、昨年5月に引っ越してからは、配管まで含めた暖房設備の全面更新工事(まる半年かかった!)、それに伴う暖房・温水供給の一時ストップ、階下・階上の騒音問題等々。80年代始めから2001年まで断続的に10年以上ドイツに住んでいましたが、どれも経験したことのない問題ばかり。卑近な一握りの事例から一般論を導く危険を承知で敢えて言えば、近年のドイツ社会のインフラ老朽化、治安の悪化、住民モラルの低下などが見て取れます。などと偉そうに言いつつ、実は駐在員時代は会社から住宅補助をもらってそれなりのところに住んでいたのが、今はそうした補助がないので、住む住宅ランクを落としていることが全ての原因、との説も。

編集委員 森 宏之