日本クラブ活動あれこれ

11月6日(水)メディチレディースクラブ文化紹介

デュッセルドルフで活動する女性のための文化サークル「メディチレディースクラブ」のメンバーが、日本クラブで折り紙と書道を体験されました。10年ほど前にも同様の企画を実施し大変好評だったそうで、今回も17名の方にご参加いただきました。折り紙は、毎回人気の「薔薇」、簡単で可愛い「シャツ」、季節のモチーフとして「サンタクロース」の3作品に挑戦し、みなさんとても上手に折られていました。余った時間で「鶴」を折る方も。書道は運筆から始まり、皆さん好きな漢字をお手本を見ながら真剣に、かつ個性豊かに筆を運ばれていました。メンバーの中には現役の芸術家もおられ、持ち前のセンスを発揮し素晴らしい作品を制作されていました。平日の遅い時間帯にもかかわらず、文化部メンバーの他、たくさんの方にお手伝い頂けたことで文化紹介がスムーズに進みました。皆様に心より御礼申し上げます。
文化部ボランティア 小島奈緒美

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12月6日(金)「防犯セミナー」冬の季節の不安解消!!


今回のセミナーでは、当地に於ける様々な“防犯対策”について、デュッセルドルフ総領事館にて警備対策を担当されている上田副領事にお話しいただきました。
昨今の治安情勢概況に始まり、特に冬の季節における留意点〜スリ、置き引き、空き巣、粗暴犯(強盗、傷害、性犯罪など)〜、そして関心の高いサイバー犯罪の傾向と対策、事例などをスライドを使用しながら分かりやすく解説していただきました。
特にサイバー犯罪の種類については、勉強不足も相まり(用語が難しくて日々分からない、知らない事が多すぎる!?)、普段から何気にネットを利用してしまっているのだという気付きがあり、とても参考になりました!  
スリ、置き引き、空き巣、粗暴犯については、事例の紹介では “なるほど!”とか“そうだよね”などと頷いたりしながら、傾向と対策をしっかりと頭に詰め込みました。
※“Wohnungseinbruchradar”をご存知でしょうか? これは住所を入力すれば一週間に一度、空き巣被害の最新の状況をビジュアルで知ることができるサイトです。※
上田副領事には、次回「交通安全教室」を開講していただく予定でおります!皆様、奮ってご参加ください!
生活部ボランティア 河添良子

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12月7日(土)中世クリスマスマルクトと手作り品いっぱいのクリスマスマルクト

今年も60名以上の方にクリスマスマルクトツアーにご参加頂きました。最初はジーグブルグの中世風のマルクトです。当時の衣装を着た市場の長が角笛を吹いてマルクトの始まりを告げ、鍛冶マイスター、木工マイスター、石工マイスター達がそれぞれの腕を競います。舞台上ではバグパイプと獣の皮でできた太鼓で音楽が奏でられ、曲芸士が鼻の上に大きな木のオブジェをのっけながら、3本のピンを使ったジャングリングを披露していました。二番目はデュッセルドルフから東の丘陵地帯、ザワーランドにあるクロイツタールという小さな街のクリスマスマルクト。大きな公園で開催されていましたが、ここではたくさんの手作り品が見られました。太くて綺麗なシルバーの針金でいろいろな形を作り、そこに小さなランプを絡めた、ドイツの冬にはかかせない窓際の照明。フェルトでできた可愛いどんぐりやきのこ。小銭入れにぴったりの形が凝った革製品。おばあちゃんが一年間このマルクトのために編んでくれていた毛糸の靴下等々。皆さんはどんな物を、そしてどんな思い出をお持ち帰りになりましたか?

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12月15日(日)日曜科学教室 無印良品

日系企業をお招きする「日曜科学教室」が3年ぶりに復活し、無印良品の奥下氏に講演を行っていただきました。
“生活の基本となる本当に必要なものを、本当に必要なかたちでつくること”を掲げ、「感じ良いくらし」を提案している無印良品。多くのプロの手によって形作られていった過程と、これまでの様々な挑戦やモノづくりのプロセスをご説明いただき、商品が魅力的な理由が分かりました。一番興味深かったのは、無印良品が「これがいい」ではなく「これでいい」を目指しているということでした。思えば、フラっとお店に立ち寄った時に出会ったものたちが今の生活にあふれていて、何か必要な時には無印良品に行けばいいものがあるはず、という感覚でいることに気がつきました。
講演の後半では海外展開についてお話しいただきました。日本で人気の食品は輸入時の制約があるためアイテムが限られていますが、ヨーロッパ内の工場で生産されているものもあるとのことでした。今後はベルリンに新店舗がオープン予定で、知名度を更に上げていきたいとおっしゃっていました。ドイツの方々がもっと無印良品を手にする機会が増え、生活に取り入れて身近に感じてくれたら嬉しいです。
文化部ボランティア 中島

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