ラインヴィーゼでの一日
「令和」と元号が改まってからそれ程経ってもいないのに、既に何気に馴染んでいる、、、この”時間の感覚“が面白い!6月だというのに、未だ5月のある1日が私の心の中で爽やかな風となってそよいでいる。「日本デー」、毎年大いに盛り上がる一大イベント!ボランティアをしている子どもテントから何とかして中央ステージに辿り着きたい、と思いながら今年も果たせず仕舞い。その子どもテント、例年以上に大盛況、それなのに穏やかで爽やかな空気に満ち満ちていたあの時の情景!
いつもはあまり見かけない若いカップル、それから年配
のご婦人グループが、小さい子供達に混じってとても楽しそうに”お面作り“に励む姿。様々な国の人達が肩を寄せ合い、そして出来上がった“お面”を手にして嬉しい気持ちいっぱいの笑顔!!お手伝いしている私達にとっても幸せな瞬間でした。とはいえ、私がイメージする“令和”の意のごとく“涼やかで穏やかな5月”は此処デュッセルドルフでのお話しで、我が祖国は大変な猛暑に見舞われた5月でしたね。
編集委員 河添良子