FORTUNA CORNER

FCシャルケ04にアウェーで4-0の快勝!

後半戦が始まってからも、前期終盤の好調を維持するフォルトゥナは、FCアウグスブルク戦に勝利したのち、ライプチヒには敗れたものの、TSGホッフェンハイム戦では勝ち点1点を獲得すると(1-1)、残留争いの行方を左右すると言われたVfBシュツットガルト戦では3-0の快勝を収めることとなった。こ試合では先発出場したケナン・カラマンが先制ゴールを含むMVP級の活躍を見せたほか、36歳のベテランであるオリバー・フィンクが技ありのミドルシュートを決めて、チームに勝利をもたらしている。
その後チームは、アウェーでバイヤー04レヴァークーゼンに敗れるも(0-2)、再び訪れた残留争いのライバルであり、今シーズンともに1部リーグに昇格した1.FCニュルンベルクとの一戦に2-1の勝利を収め、獲得勝ち点を28点に伸ばすことに成功した。
そして第24節はアウェーでFCシャルケ04と対戦することとなったが、今シーズンは前期の対戦で0-2と敗れただけでなく、2月初旬に行われたドイツ杯3回戦でも1-3の敗北を味わっていたフォルトゥナが、今シーズン最高のパフォーマンスを披露。ベニート・ラマンが1得点1アシストを記録する活躍を見せただけでなく、新加入のダヴィッド・コフナツキも初ゴールを決め、途中出場した宇佐美貴史も4点目をアシストするなど、チャンピオンズリーグベスト16に進出していた強豪クラブから4-0の快勝を収めることとなった。これにより過去10試合の結果が7勝2敗1分という数字になったが、これはこのタイミングではFCバイエルンに次ぐハイスコアとなった。

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宇佐美貴史が日本代表に選出!

3月の後半にかけてはインターナショナルウィークとなったが、この機会にフォルトゥナからも数選手が母国の代表チームから招集を受け、デュッセルドルフを
離れることに。まずはセンターバックコンビのカーン・アイハン(トルコ代表)とマルチン・カミンスキ(ポーランド代表)に加え、ケヴィン・シュトゥーガーも、オーストリア代表へ初選出されている。しかしカミンスキとともにポーランド代表からレターが届いていていたコフナスキは、左太腿肉離れのために代表への合流を辞退している。また昨年のロシアW杯に出場した宇佐美貴史も、約8か月ぶりに日本代表からの招集を受け、キリンカップのために日本へと帰国することとなった。
そのほか、スピードスターのドディ・ルケバキオは、U21ベルギー代表のユニフォームを着てプレーした一方、U20ドイツ代表からの招集を受けていたアイメン・バーコックと、U20クロアチア代表へと選出されていたダヴォア・ロブレンの2選手は、負傷のためにそれぞれの代表チームを辞退することとなった。

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今シーズン終了までの日程が発表に。

DFL(ドイツプロサッカーリーグ)は、開催日が未定となっていたすべての日程を発表した。宇佐美が所属するフォルトゥナは、前期にアウェーで3-3の引き分けを演じたFCバイエルン・ミュンヘンと4月14日(日)に対戦するほか、リーグの終盤で日本人選手が所属するSVヴェルダー・ブレーメン(大迫勇也)、ハノーファー96(浅野琢磨、原口元気)をそれぞれホームで迎え撃つことになる。なお、これまでの試合結果やマッチレポートなどをチェックされたい方は、日本語HP(http://japan.f95.de/)の「試合日程」から。

日時 キックオフ 対戦相手
28 46日(土) 15:30 Hertha BSC (A)
29 414日(日) 15:30 FC Bayern München(H)
30  420日(土) 15:30 1.FSV Mainz(A)
31  427日(土) 15:30 SV Werder Bremen(H)
32  55日(日) 15:30 SC Freiburg(A)
33  511日(土) 15:30 Borussia Dortmund (A)
34  518日(土) 15:30 Hannover 96(H)

*H:ホーム試合、A:アウェー試合