日本商工会議所だより

2018年デュッセルドルフ日本商工会議所・賀詞交歓会のご報告

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賀詞交歓会の様子 © JIHK

本年で5回目の開催となります新年賀詞交歓会は、1月26日(金)18時よりホテル・インターコンチネンタル デュッセルドルフ「Grand Ballroom II」にて行われました。

本年は会員企業の皆様、ご来賓の方々を合わせ、総勢約290名の方にご参加頂きました。ご来賓としては、八木毅特命全権大使、水内龍太在デュッセルドルフ日本国総領事、NRW州経済省・ダマーマン次官、デュッセルドルフ市・コンツェン副市長をはじめ、NRW.INVEST、デュッセルドルフ商工会議所、デュッセルドルフ市経済振興局、在日ドイツ商工会議所、日独産業協会の方々等にご臨席いただきました。

「『戊戌(つちのえいぬ)』である今年の干支が暗示するような変化・分岐点の年においても、先行きの不透明さに惑わされず、地に足をつけて着実に進んで参りたい」という仙波会頭の年頭挨拶に続き、ご来賓からお言葉を頂戴しました。

八木大使のご挨拶では、日本がパートナー国として参加したハノーバー・メッセ、ハンブルクでのG20サミット等を例に昨年は日独関係において実り多い年であったとともに、次期ドイツ政権とも引き続き緊密な協力関係を続けていきたいと述べられました。

ダマーマン次官のお言葉の中では、日本とNRW州の150年以上にわたる密接な経済関係を称え、今後も日系企業のビジネス発展の為に、州政府としては効率の高いデジタルインフラの構築、不要な規定・規則の撤廃等を目指したいとの発言が印象的でした。

コンツェン副市長は、ガイゼル市長の昨年9月の訪日の際には様々な分野において実り多い交流が実現したことを喜び、本年も日独親善の象徴である「日本デー文化祭」や「日独経済シンポジウム」の成功を期待すると述べられました。

続いて、日本人とギリシャ人のご両親をもつバイオリニスト、乾 ノエさんにFritz KreislerのRecitativo und Scherzo-Caprice op.6を演奏頂きました。乾さんの力強く繊細なバイオリンの音色に会場全体が聞き入りました。

乾杯のご発声の際には、水内総領事から、「明るいニュースとして日EU・EPA交渉妥結を歓迎し、世界事情が揺れ動く中においても日系企業の発展のために商工会議所との協力をおしまない」
というお話がありました。

その後、参加者の皆様同士のネットワーキングの時間となり、お食事とご歓談をお楽しみ頂きました。地元NRW州、ドイツ各地のみならず、イギリス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フランス等近隣諸国の会員企業様からもご参加を頂き、誠にありがとうございました。皆様とともに新年をお祝いし、ご挨拶できる機会が持てましたこと大変嬉しく思っております。

本年も引き続き会員企業の皆様のお役に立てる商工会議所として、業務を行って参りたいと存じます。どうぞよろしくお願い致します。