ドルトムントサッカーツアー
10月22日(日)、満員御礼の18名の参加のもと、ドルトムントサッカーツアーを開催しました。まずは国立サッカー博物館にてガイドツアーに参加。最初にドイツ代表のワールドカップ初優勝時のエピソードをご紹介頂き、その後は計4回のワールドカップ優勝にまつわる様々な展示を見学しました。数々の優勝トロフィーが並ぶ様子は圧巻。本物のチームバス(価格はおよそ1億2000万円!)にも乗車しました。ツアー中、真剣な眼差しで説明を聞くお子さんたちの姿が印象的でした。昼食の後、ボルシアドルトムントの本拠地スタジアム「ジグナル・イドゥナ・パルク」にてスタジアムツアーに参加。ロッカールームでは、皆さん香川真司選手の指定席で次々と記念撮影をされていました。他にも実際に選手が座るピッチサイドのベンチに座ったり、選手さながらにピッチへ入場する様子を再現して動画を撮影されたりと、スタジアムツアーならではの特別な体験を楽しまれていました。
文化部ボランティア 小島奈緒美
レオン自動機社でパン作りにチャレンジ! 11月4日(土)
デュッセルドルフで40年以上前からパン作りの為の機械を作っているレオン自動機に伺い、山型食パン、ヴァイツェンミッシュブロート、アンパン、中華まん、スキャッチャータ作りに挑戦しました。粉やマーガリンなどで出来た生地を機械に入れると、機械の中のベルトコンベアーに運ばれて、それぞれのパンの重さになった生地がカットされて出て来ます。機械を見る子供たちの目は鋭く、一人の子が言いました。「まるでマリーアントワネットのギロチンみたい!」レオンさん「まさにその通り!」ドイツ人のパンマイスターを真似て、みんな上手に生地をパンの形にこねあげました。そして熱いオーブンの中に入れて待っていると、美味しい匂いが流れてきて、ホカホカのパンの出来上がり。楽しくておいしくて、いろいろパンの事を知ることができた本当にいい一日を、レオンの社員の皆さん、ご家族の皆さんのお陰で過ごすことができました。心より御礼申し上げます。最後に、パンのマイスターが日本人の子供たちの行儀のよさにとても感心していたことをご報告します。
文化部ボランティア ホンベルグ
クリスマスに向けてシュトレンを焼く
11月20日シュトレン講習会を行いました。近頃では日本でもお馴染みになりましたが、ご自分で作られた事のある方は少ないのではないでしょうか。材料についてドイツでは身近なBio製品や手に入るお店の紹介など、講師のケスラーさんより詳しく教えていただきました。また日本ではにぎやかなイメージのクリスマスですが、本来は宗教色の強いおごそかな行事である事などお菓子作り以外のプチ情報も盛りだくさんでした。こね上げたシュトレン生地を休ませている間、参加者の皆様にオレンジポマンダー作りをしていただきました。オレンジにクローブを挿してからシナモンをまぶしリボンで飾り付けした物でクリスマスらしい香りがサロンに広がりました。シュトレンは難しいと思われがちですが、このレシピでは少ない手順で作る事ができます。皆様も次の機会に講座に参加して手作りのシュトレンを体験してみてはいかがですか?
生活部 森田美幸
第25回デュッセルドルフ国際交流少年少女剣道大会
『交剣知愛』--剣を交えて、おしむ(惜別)を知る
11月18日(土)、OberkasselのCarl-Benz Realschule Sporthalleをお借りし、当剣道部主催で表題の大会を開催、今年は、ドイツ11団体、オランダ3団体、ベルギー3団体、イギリス1団体、計18団体140名を超える6歳以上18歳以下の少年少女に参加頂き、午前に個人戦、午後からチーム戦、更には大会終了後の合同稽古会を実施しました。四半世紀にわたって続くこの大会の理念は、「交剣知愛」。毎年、各国の子供達がこの剣道の大会を通じ、日本の文化を学び国際交流を実践してくれていますので、まさに「継続は力」と認識し当剣道部最大の行事になっています。原則全員参加の行事として、出場選手だけでなく当剣道部大人会員(邦人・独人・欧州人を問わず)にも早朝より集まって頂き、会場準備・大会運営・試合の応援・会場の片づけ等を行って頂きました。また、参加団体・NRW州剣道連盟からも当日の審判員や大会運営員を出して頂いており、約60-70名の日・欧剣道家の大人達が支えてくれている少年少女の剣道大会です。剣道に於いて、試合(大会)を、勝負のみを競うのでなく「稽古」の一環との捉え方があります。そして「稽古」とは、自己研鑽の道です。出場選手も大会を支えた大人達も、剣道家として広義の意味で「良い稽古」が出来た楽しい一日だったと思います。
JCD剣道クラブ 加藤秀夫