FORTUNA CORNER

フォルトゥナは11位でフィニッシュ。

ブンデスリーガ2部は5月21日(日)今シーズンのすべての日程を終了し、フォルトゥナ・デュッセルドルフは11位でフィニッシュとなった。前期は17試合で6勝4敗7分けで獲得勝ち点25点、8位で折り返したフォルトゥナだったが、後期は勝ちきれない試合が続くと、怪我人や出場停止などにも苦しみ、終盤には残留争いに巻き込まれてしまうことに。それでも残り3試合を2勝1分で乗り切り、最終的には34試合で10勝12敗12分で獲得勝ち点を42点とし、今季を締めくくった。
また今シーズンのホーム17試合の観客動員の平均は約25,900人となり、2部リーグの中では1部復帰を果たしたVfBシュツットガルト、ハノーファー96、そしてFCザンクト・パウリ、1.FCニュルンベルク、ディナモ・ドレスデン、1.FCカイザースラウテルンに次いで7位となった。また、アウェーでは6位の勝率となったフォルトゥナだったが、ホームでの勝率は17位となったため、来季はホームでの勝率を上げることが、順位をより上に引き上げるための大きなポイントになる。

7選手が退団、ホフマンが新契約。

2016/17シーズンが終了した翌日、フォルトゥナは今季限りで7選手が退団することを発表した。HSVからのレンタルが終了するMFアリアニト・フェラティ、同様にホッフェンハイムからのレンタルが終了するDFケヴィン・アクポグマ、そして契約が満了するMFクリスチャン・ガートナー、DFアレクサンダー・マドロン、GKラース・ウナシュタール、GKジャスティン・フォン・シュテークの他、イングランドプレミアリーグからレンタル中だったFWロイヴェン・へニングスについては、現段階では退団となるが、クラブとしては更なる可能性を模索していくことになる。

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一方、今年1月にハノーファー96より半年間のレンタル加入をしたDFアンドレ・ホフマンについては、買い取りオプションを行使することとなり、シーズン終了後に2020年6月30日までの新契約を締結したことを発表している。ホフマンは24歳という若さではあるが、すでにこれまでにもMSVデュイスブルクとハノーファー96でブンデスリーガ1部2部での経験を積んでいる。また、ドイツの各年代別の代表チームでもプレー経験もあり、今後はフォルトゥナのデイフェンスリーダーとなっていくことが期待されている。 

日本デー2017

今年で16回目を数えたデュッセルドルフの日本デーに、今年もフォルトゥナのブースが登場した。2009年から毎年参加しているこのイベントでは、例年は数量限定のファングッズを販売してきたが、今年はプレミアムパートナーである東洋タイヤ社がジョイントし、子供用のTシャツ1500枚を無料配布したほか、子供たちのためのドリブルチャレンジをオーガナイズし、タイムトライアルに成功した子供たちには、フォルトゥナと東洋タイヤ社のロゴが入ったサッカーボールがプレゼントされた。
またトップチーム所属で、現在膝の負傷によりリハビリ中の金城ジャスティン俊樹も会場に駆けつけ、多くのファンとの触れ合いを楽しみ、サインや写真撮影の希望に応えるなど、大好評となった。

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