クリスマス市見学とオルガンコンサート
昨年12月10日、日本クラブ恒例の「クリスマス市見学とオルガンコンサート」では、デュッセルドルフから車で1時間程のクサンテン(Xanten)と、その近くにあるモイランド城(Schloss Moyland)のクリスマス市を訪れました。中世の面影をそのまま残す美しい町の中心にそびえるSt. Viktor大聖堂でのオルガンコンサートでは、壮麗な教会内に響き渡るパイプオルガンの音色に、身も心も包まれました。その後、赤いサンタクロース姿の現地のガイドさんが町の歴史を案内してくれました。モイランド城の手工芸職人のクリスマス市は、お城の美しさ、手工芸作品の質の高さなど、期待をはるかに上回る素晴らしさでした。今回のバスツアーで特に良かったのは、参加者の皆さんとレストランの貸し切りルームでお食事会をしたことでした。同じバスツアーに参加した者同士、日本語で歓談しながらのお食事は、本当にリラックスして楽しいひと時でした。日本クラブならではの、様々な楽しい工夫を凝らしたクリスマスバス旅行でした。
文化部ボランティア
ビーズクロッシェ講習会
1月17日、ビーズのネックレス作りを行ないました。講師はドルトムンドTwinkle Beads主宰の安部シュローダーさおり氏でたくさんの完成サンプルをお持ち下さり、同じデザインでも色や組み合わせの少しの違いで自分だけのオリジナル作品になる事がよくわかり、会場は一気に華やいだ雰囲気になりました。
今回は、先生が事前に高品質の日本ビーズやチェコビーズでキットにして下さったので、仕分けに時間を費やす事なく、すぐに製作に入る事ができました。そして、デザインも大人の女性が身につけて、綺麗に見えるよう、初心者でもコツさえ覚えればとても簡単で、初めての方でもすぐに習得できるようご指導下さいました。しかしながら、初心者にはやはり難しく、先生にはコツをつかむまで何度も丁寧に教えて頂きました。
参加者の皆さまからも楽しく有意義な時間を過ごす事ができ、次は指輪など他の物も作りたいとお声を頂いています。
次の機会に皆さまもビーズのオリジナルアクセサリー作りにご参加下さい。
生活部ボランティア
<土曜クラブ> ピアノと仲良くなろう
ピアノは、様々な楽器の中でも特に私たちの生活に身近な楽器の一つです。1月28日、ドイツにおけるピアノ製作マイスターの資格をお持ちで、1998年より、デュッセルドルフにてピアノ修理修復専門工房を営む安田昌弘氏に、ピアノの歴史、内部構造の具体的な説明、そして実際にピアノを解体して、美しい音色が生み出される秘密を解き明かしていただきました。ピアノが発明される前、バッハが作曲をした時代の鍵盤楽器「チェンバロ」も工房からお運び頂きました。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンの作品が、鍵盤楽器の歴史そのものであるということを、ロベルト・シューマン国立音楽大学で講師をされている森田竜一氏のピアノ演奏やビーマーを用いた映像とともに説明していただきました。ピアノが大好きな子供たちも安田氏のピアノ解体の様子を一生懸命見学していました。安田氏の技術者としての造詣の深さ、森田氏の優しく美しいピアノ演奏のコラボレーションは、ドイツ文化の魅力を改めて見直すことのできる素敵なひと時でした。
文化部ボランティア
TAIKO KIDS ケルン京都デーに出演
1月28日(土)、ケルン日本文化会館で行われた「第3回ケルン京都デー」に、TAIKO KIDSの最年長グループ、「雷音・Lion」が出演しました。
小さな頃から稽古を始め、研鑽に勤めている12歳から15歳の子供達です。ホームグラウンドのデュッセルドルフを離れ、ケルンの、それも文化会館のような素晴らしいステージで演奏させて頂き、また初めて演奏する演目もあり、子供達の緊張が見てとれましたが、新調したばかりの法被で、息のピッタリ合った、元気な演奏をしてくれました。
お客様の前で、自分たちが努力し、稽古してきた成果を発表できることは、子供達にとって、大変良い経験になると共に、これからの人生にも大きな励みになると信じています。また、後に続く子供達にとっても、力強い先輩達として、目標にできるような存在になってくれたことは、指導者一同の大きな喜びです。
関係各位に心から感謝いたします。ありがとうございました。
小学生の会員を募集しています。興味がおありの方は、日本クラブ事務局までご連絡下さい。
TAIKO KIDSスタッフ