日本人学校のページ

平成28(2016)年度入学式

教頭 佐藤 美加

暖かい日射しのこぼれる2016年4月14日、小学部と中学部において入学式が挙行されました。在デュッセルドルフ日本国総領事館首席領事戸田真介様、デュッセルドルフ日本クラブ会長吉田周一様、デュッセルドルフ日本人学校理事長今野泉様をはじめ多数のご来賓においでいただき、小学部61名、中学部47名の新入児童生徒は本校において新たな一歩をスタートさせました。小学部では、1年生のために2年生全員による楽しい学校生活の紹介があり、緊張の中にも和やかな雰囲気で行われました。また、中学部では、新しい学校生活への希望と決意に満ちた瞳の輝きが印象的でした。これで、今年度は全校児童生徒470名でのスタートとなりました。

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ライン川へ歩く会

小学部3年2組担任 染谷 真理子

5月10日(火)に小学部の恒例行事である「ライン川へ歩く会」が行われました。当日は絶好の遠足日和。朝からワクワクした表情の子どもたち。開会式では児童会からライン川へ歩く会のスローガン「学年をこえて支え合い、輝く笑顔のおもいでを」が発表されました。今年度は縦割り班対抗のカラオケ・ダンス大会を行い、ライン川河畔で歌を歌いながら自分たちで考えた振り付けをして楽しみました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、「もっと遊びたかったー!」という声があちらこちらから。6年生のがんばりによって、学年をこえて絆が深まっていったようです。今後の縦割り班活動も楽しみですね。

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新父母会役員

2016年度父母会会長 梨沢 恭江

今年度も、日本人学校父母会は会員の皆様と共に新しいスタートを切りました。年明けより、新旧役員との間で引継ぎや新年度へ向けての準備を進めて参りました。父母会室から見える子ども達の様子にいつも癒されております。昨年度からの新体制を今年度も引き継ぎ、役員、学級委員、学校祭委員、役員候補者選出委員の72名が中心になって活動していきます。保護者の皆様も、活動を通して子ども達の学校生活を支えて頂いています。「つくろうきずな みんなの父母会」のスローガンの下、子ども達がより良い学校生活を送れるようサポートして参ります。引き続き、先生方や関係各所の皆様、並びに保護者の皆様のご協力をお願い申し上げます。

小学部5年生 宿泊学習

小学部5年学年主任 梅野 秀行

5月19日、20日に小学部5年生は、宿泊教室でEifel地方(ゲロルシュタイン、モンシャウ)に行きました。ゲロルシュタインでは、水工場を見学しました。鼻をつく消毒薬の臭いや、バーナーの炎による熱処理等、衛生面にとても気を遣われているのがわかりました。また、水は自然界でどのようにしてつくられているのかがわかり、改めて水の大切さを実感することができました。モンシャウでは、ウォークラリー形式で町を散策しました。木組みの家々を写真に収め、おみやげにマスタードやキーホルダー等を買いました。自分達でつくったスローガンやルールを意識して班行動できた点に子供達の成長を感じることができました。一生の思い出に残る2日間となりました。

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小学部修学旅行

小学部6年学年主任 杉山 寿恵

5月18日から20日まで、カッセル、エアフルト、ワイマール、アイゼナハを巡る修学旅行が行われました。カッセルの「水の芸術」から、その壮大さと、それを動かしている自然の力を感じ、エアフルトの大聖堂の美しさや、ヴァルトブルグ城のルターが聖書をドイツ語に翻訳した部屋から、ドイツにおけるキリスト教の存在感を垣間見ることが出来ました。そして、ブーヘンヴァルト強制収容所の見学を通して、自分たちの生活を支える「平和」について考えることも出来たと思います。『KSK(“賢く、素早く、行動を”)』をモットーに、自律した班行動も行い、「ドイツの自然・文化を学ぶ」だけではなく、自治や協調性についても収穫がありました。

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