Willingenでのスキー教室
中学部2年担任 佐々木 賢之介
1月28日から30日の3日間、スローガン「真っ白なゲレンデに刻みこむ僕らの友情」を掲げて、中学部1年生と2年生がWillingenでスキー教室を行いました。今年度も雪が心配されましたが、スキー教室の数日前に雪が積もり、コンディションに恵まれました。
初心者も経験者も、インストラクターの指導の下、熱心にスキー実習に取り組みました。林間コースもあり、滑りながら次々と変化していく目の前の景色に、生徒たちは感動しました。また、最終日には全員がゴンドラで頂上まで上がり、急斜面にも挑戦。転倒する生徒もいましたが、グループ内でお互いに声をかけ合ったり、途中で止まって友人を待ったりするなど、チームメイトを思いやる様子が随所で見られました。夜には自由時間でクラスメイトと楽しい時間を過ごしただけでなく、1・2年生合同のレクリエーションも行われ、昼間のスキー実習と合わせて、学年を超えた絆を深める機会となりました。
第44回 小学部卒業証書授与式
小学部6年学年主任 中野渡 芳朋
2015年3月13日、第44回小学部の卒業式が挙行され、卒業生58名一人一人に卒業証書が手渡されました。全校のリーダーとして優しくみんなを引っ張った縦割り班活動、修学旅行では、ドイツの素晴らしい世界遺産と共に、戦争の悲惨さを知ることができました。修学旅行で感じた戦争の愚かさと平和の尊さを訴える劇「エーリッヒケストナーの生涯」を学校祭で演じました。ドイツ国際平和村交流では、学年全員でパケットアクションや募金活動に取り組み、いろんな国の子ども達と触れ合いました。充実した196日を終え、今まで支えて下さった方々への感謝の気持ちを込めて、卒業式を迎えることができました。「卒業の詩」では、卒業生は修学旅行や運動会などの行事を振り返ったり、将来へ向けての目標やお世話になった方々、家族へのメッセージを述べたりしました。また、「いのちの歌」「最後のチャイム」の2曲を合唱し、夢と希望を持って未来へ羽ばたいていきました。
小学部4年 二分の一成人式
小学部4年学年主任 運天 弘和
10年前、どんなことがあったでしょう。日本では「ヨン様」フィーバーに「マツケンサンバ」、その年の流行語には「チョー気持ちいい」と北島康介選手の活躍で日本中が盛り上がりました。一方「新潟県中越地震」が起きたのもこの年です。その頃に生まれたのが4年生の子どもたち。日本人学校では、2月13日に二分の一成人式を実施しました。二分の一成人式とは、成人の半分の年齢を迎えたことを記念し、保護者を招いて未来への決意を述べる式です。これまでの自分を振り返り、多くの人とのつながりに気付きました。そして、未来の自分自身を見つめる学習を通して、「すてきな大人」になるために何をしていくべきか10歳の視点から考えを深めていきました。また、支えてもらってきたことへの感謝の気持ちも合わせて伝えることもできました。これからも人との出会いを大切に、かかわっている方への感謝の気持ちを忘れずに、すてきな大人になってほしいと思います。
2014年度父母会活動を終えて
2014年度父母会会長 町田 里絵
2014年度の父母会もお陰様で、各委員はじめ多才な会員の皆様、いつも明るい補習校の皆様、愛情たっぷりの先生方、ご協力いただきました関係者の方々、そしてかわいい子ども達と、有能で爆笑な役員仲間!一人一人のお力により、無事1年間の活動を終えることができました。皆様のあたたかい応援とご協力に心より感謝申し上げます。スローガン「Love&Peace!」を胸に、無理せずできる人ができる事をできる時にと、なるべく負担にならない活動を心がけました。また今年度は学校と連携して防犯対策にも取り組み、父母会活動もより多くの方に気軽に関わっていただけるようにと、活動内容や役員選出の見直しを行いました。これらが今後の父母会運営に役立つことを願うと共に、来年度も楽しい父母会と充実した学校生活となりますよう、お祈りしております。たくさんの感動に立ち会うことができた、思い出に残る幸せな一年となりました。どうもありがとうございました。