小学部1年生 秋の遠足「クレーフェルト動物園」
小学部1年学年主任 岡田 絵美
「晴れのすきまが見えてきたよ!」クレーフェルト動物園へ向かうバスの中で、1年生達が嬉しそうに報告してくれた言葉です。みんな小学校での初めての遠足をとても楽しみにしていました。そして当日、92名の1年生全員が元気に遠足に行ってきました。動物園では、「どうぶつとなかよし ともだちとなかよし ドイツのひととなかよし」と、みんなで約束した3つのなかよしを守ろうと、いつも以上に張り切る姿がたくさん見られました。友だち同士で見る動物園は特別なようで、どの子も目をキラキラさせながらグループでの活動を楽しむことができました。水の中を泳ぐペンギンや、鼻を大きくあげるゾウなど、普段見られない動物の姿に興味津々な子ども達でした。また、来園されているドイツの人に「Guten Morgen!」とあいさつをした子もたくさんいました。残念ながら途中で少し雨が降ってきましたが、そんな事は気にしないで笑顔で楽しめた初めての遠足でした。
小学部2年生 秋の遠足「ブリュゲン自然動物公園」
小学部2年学年主任 岡部 順升
小学部2年生は、ブリュゲン自然動物公園に行きました。子どもたちからは、「先生、雨は降らないかな。」と、天気を心配する声が・・・。バスの中では、そんな心配を忘れたかのように、あちこちで賑やかな笑い声が聞かれました。班長さんが班員の点呼をとり、担任の先生へ報告。みんなしっかりしていました。午前中は、動物コーナーを班で回りました。餌の入った袋をもらい、意気揚々と出発しました。餌の臭いにつられて立派な角をもつ牛、大きなラクダ、カンガルー、鹿などが、子どもたちに近寄ってきます。みんな大喜びでした。次は、お弁当の時間です。互いに自慢のお弁当を見せ合いながら楽しそうに食べていました。最後は、お待ちかねの遊具遊びです。たくさんの遊具で時間いっぱい遊びました。楽しい時間は、あっという間に過ぎました。学校に着いての解散式では、3名ボランティアの方々に元気よくお礼が言えました。また、一つ楽しい思い出ができました。
小学部3年生 秋の遠足
「デュッセルドルフ市内観光と見学」
小学部3年学年主任 井本 千景
遠足当日、中庭に真っ赤なHop on Hop offバス(市内観光バス)が2台学校に到着しました。それだけで、子どもも大人も大興奮。2階建てバスに乗って、デュッセルドルフを眺めると、いつも見ている風景もまた違ったように映りました。手が届きそうな信号機、1学期に上ったラインタワーは迫力満点。デュッセルドルフの地図を広げて、学習していた中央駅も旧市街もメッセ会場も水族館も、自分の目で見て、確認することができました。腹ぺこで到着したベンラート城は、ピンクがとてもきれいな外観と目の前に広がる庭園にうっとり。小雨もなんのその、広々と優雅にみんなでお弁当を食べました。その後、写生大会をしました。S-BahnやU-Bahnにも乗車し、マナーへの意識を高めました。3年生は、校外学習で、空港見学にも行きました。デュッセルドルフの北から南までの要所を実際に見てくることができました。私たちのデュッセルドルフ市の特徴をきちんと話せる子どもたちを育てていきます。
小学部4年 秋の遠足「ハ―ゲン野外博物館」
小学部4年2組担任 梅野 秀行
小学部4年はハーゲン野外博物館(LWL)に行きました。ここは、18世紀末から20世紀にかけての手工業や技術をわかりやすく体験できるヨーロッパでも数少ない博物館です。
刻印、染め物、紙すき、ひも作りの4つの種類から一つを選んで90分の体験学習を行いました。説明を聞いて体験を進めるうちに、次々と質問をして積極的に活動することができました。できあがった作品は、大事に持ち帰りました。また、今回は日頃の班活動を生かして役割(班長、清掃係、食事係、健康係)を決め、それぞれが自分の仕事をやりとげることを目当てに頑張りました。残念ながら、朝の交通渋滞のため、活動時間が少し減りましたが、感想を読むと「今度は家族で訪れたい」と書いてあるものもみられ、子どもたちにとって有意義な1日になったと思います。この体験学習で学んだことを今後の学校生活に生かしていきたいと思います。