デュッセルドルフ国際空港見学会
当日は足場の悪い生憎の雨でしたが、集まった子どもたちが皆一様にわくわくした様子で期待の高さが見て取れました。見学バスの中でパスポートチェック、外部からの専用のセキュリティーチェックを受けたあとはいよいよ空港施設の見学です。ガイドさんの説明はどれもこれも初めて目に、耳にすることばかり。今まで何気なく通り過ぎていた建物も自分たちの旅の為にはどれ一つ欠かすことのできないものだという事を知ることができました。ANA機の機内見学は運行の合間を縫ってご協力いただいたもので、時間の都合上子どもたちのみの見学となりましたが、見学を終えて戻ってきた子どもたちはどの子も目をキラキラさせていて、とても楽しかった事が容易に想像できました。その間保護者の待機場所となった見学バスの中では飛行機の運航についての質問などが飛び交い、楽しく有意義な時間となりました。きっとこれから飛行機に乗る時には違った目で空港を、そして飛行機を見るようになる事間違いなしです。
文化部 上坂晶子
2015年デュッセルドルフ国際交流少年剣道大会報告
11月7日(土)、コメニウス・ギムナジウムにおいて、「第23回デュッセルドルフ国際交流少年剣道大会」が行われました。
今年度は、イギリス・オランダ・ベルギー・ドイツの4カ国11道場から、107名の剣士が参加し、基本の部・防具有りの部の個人戦、3人制団体戦の他、各道場代表選手5名による団体戦で熱戦が繰り広げられました。この道場対抗団体戦は、総当たり戦のため最後まで勝敗の行方がわかりませんでしたが、結果はデュッセルドルフチームが見事優勝!1年振りに優勝カップが戻ってきました。
試合の後は、各国の指導者や剣友と稽古を楽しみ、交剣知愛の1日が終了致しました。
この度の大会開催にあたり、ご協力いただきました関係各所、保護者や成人会員の皆様に感謝をし、今後も稽古に励んでいきたいと思います。
少年剣道クラブ
アドベントクランツ製作会
11月15日(日)Oststr.に100年以上続く老舗の花屋F.U.S.S.さんにて、毎年恒例のアドベントクランツ製作会が催されました。参加者の方には、用意した2種類のクランツ(モミの枝を巻きつけるタイプと、苔を敷き詰めるタイプ)と3色のロウソクの中からお好きな組み合わせを選んで作業頂きました。最初にオーナーのトーマスさんから直々に手順の説明があり、その後スタッフさん4人のサポートのもと、マイクランツ作りが始まりました。トーマスさんによるお手本では簡単そうに見えた土台作りも、実際に取り組んでみると難しい(モミの枝を切ってバランスよく巻きつける作業など)、という声もありましたが、デコレーションでは各々が個性を発揮して、皆さん素敵なオリジナルクランツを完成させることが出来ました。最後に、F.U.S.S.さんから特に上手に作品を仕上げられた3名の方々の表彰式&プレゼント贈呈もあり、最後まで明るく賑やかな会となりました。
文化部
ジークブルグ&リンブルグ クリスマスマルクトツアー
雨の多い待降節を迎え、当日の天候が心配されたが、晴れ男女の皆さんのお陰で晴れ間も見られ冷たい風も吹かないとても良い日となった。最初の町、ジークブルグは、中世の頃のマルクトを再現している。中世風の衣装の売り子達、値段はユーロでなくターラー。電気の代わりにいろいろな物が手動で動かされる。メリーゴーランドも父親達が一生懸命回していた。子豚がくるくる火あぶりされていたり、石窯で薪で焼いたパン。舞台上では大道芸人が火のついた松明でのジャグリングを見せる。小さいが一味違うマルクトが楽しめた。次のリンブルグでは、色美しい大聖堂を見たり、可愛い木組みの家が立ち並ぶ旧市街の路地を歩くのも楽しかった。参加者の方々の時間厳守ぶりにバスの運転手さんが感嘆していた。60人乗りの長いバスを悠々と運転して、事故なくツアーを遂行してくれた彼に感謝するとともに、参加者の皆さんのご協力にも心よりお礼を申し上げます。
文化部 ホンベルグ久代