各地だより

ケルン日本文化会館

2013年12月-2014年2月の催し物ご案内

~2014年2月24日 新藤兼人・吉村公三郎映画特集
2012年に逝去した新藤兼人監督の作品から「裸の島」(モスクワ国際映画祭グランプリ、ベルリン国際映画祭セルズニック銀賞等を受賞作品)のほか、新藤監督の盟友である吉村公三郎監督の作品を計15作品上映します。詳細は、当館HPをご覧ください。

12月13日(金)~2014年2月22日(土) 日本デザイン100選展
戦後から2000年代にかけての日本のデザインを紹介する展覧会。12月13日(金)のオープニング(19:00)では、21_21DESIGN SIGHTの川上典李子氏による講演会を開催します。

2月8日(土) 14:00 「京指物(木桶)」講演会(講師:中川周士氏)
「GO ON」に参加する「中川木工芸比良工房」の中川周士氏による講演会。木材の組み合わせだけで作られる桶は「京指物」と呼ばれ、その伝統的な美しさのほか、現代のニーズに応える「改革」の一面を紹介します。詳細は、当館HPをご覧ください。

2月21日(金) 19:00 「茶筒」講演会(講師:八木隆裕氏)
「GO ON」に参加する「開化堂」の八木隆裕氏による講演会。蓋を茶筒の口に合わせると自然にしまる精密性と気密性は圧巻、さらに経年変化も楽しめ、まさに一生もの。茶筒のほか新製品も展開し、伝統に基づく現代の「ものづくり」を紹介します。詳細は、当館HPをご覧ください。

「日本語講座【有料】」
国際交流基金による日本語教授法のメソッドを生かした日本語講座です。土曜日にも受講することができます。ケルン近郊在住のドイツ人におすすめいただければ幸いです。

[入門体験講座]【土曜日10:30-12:00】入門者を対象にした講座です。
12月21日「あいさつ・自己紹介」、1月11日「数字・時間」、1月18日「買い物」、1月25日「日本の文字」、2月1日「趣味」、2月8日「食べ物」、2月15日「日本語と日本文化」2月22日「あいさつ・自己紹介」

[日本語しゃべりーれん]【土曜日14:00-16:00】
1月18日、2月15日
ドイツで日本語を学ぶ人が、気楽に日本人と日本語で話す機会を提供する場として、月一回、開催しています。ドイツの日本語学習者と日本語で話すことに関心のある日本人ボランティアを募集しております。

[文化体験講座]【土曜日14:00-16:00】日本の伝統文化や年中行事のイベントなど、さまざまな日本文化を実際に体験し、日本をより深く理解していただくことができます。
12月21日「日本の年末」、1月11日「日本の正月」、2月1日「温泉」

[テーマ別講座]【土曜日14:00-16:00】さまざまなテーマを通して日本語を学んでいただけます。
1月25日「関西弁」、2月8日「旅行の日本語・東京編」、2月22日「アニメ・漫画の日本語B」

土曜日開館のお知らせ
当館は土曜日も原則10:00から17:00まで(図書館12:00-17:00)開館しております(日曜日は閉館)。クリスマス及び年末年始の閉館情報は、当館HPをご覧ください。

当館は無料駐車場完備、館内で行われる催し物は原則として無料です。皆様のお越しをお待ちしております。また、当館が共催・協力する全独各地の事業については、当館HPをご覧ください。ご希望の方には当館の催しをご案内するメールマガジンをお送りしますので、メールにて下記までお申し込みください。

Japanisches Kulturinstitut (The Japan Foundation)
Universitätsstrasse 98, 50674 Köln
Tel. : 0221-9405580    Fax : 0221-9405589
ホームページ:www.jki.de    Eメール:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。(代表)
国際交流基金ケルン日本文化会館 副館長 高羽 洋充

ベルリン日独センター

特別事業
日独フォーラム第22回全体会議を10月29日、30日の両日に東京で開催しました。宮沢・コール日独首脳会談により、日独両国の関係強化と相互理解の増進を目的として1993年に設立された本フォーラムは、両国各界の有識者が自由に討議する民間レベルの対話フォーラムとして毎年1回、日独交互に開催され、ベルリン日独センターはそのドイツ側運営を担当しています。今回のフォーラムには日独から35名が出席し、グローバル社会における国内政治課題の設定、金融・財政政策に依存する持続可能な経済成長の課題、米中関係と日独両国への影響をテーマに活発に意見を交わしました。なお、本フォーラムの提言は日独首相に提出されます。

学術交流事業
ベルリン日独センターは9月半ばから11月末の約2ヶ月半で日本で5件、ドイツで4件の会議系事業を開催いたしました。「企業の社会的責任とコーポレートガバナンス」(9月19、20日、東京)、「日本成年後見法制度・ドイツ世話法制度における医療行為と健康配慮」(10月22日、東京)、「日独自治体エネルギーシフト戦略――地域からの挑戦」(10月24日、名古屋)、「人口減少下における地域社会の再生」(11月1日、仙台)、「少子高齢化時代における企業と雇用」(11月6日、東京)など日独の抱える共通課題をテーマにした日独シンポジウムをドイツだけでなく日本でも開催することを通じ、両国の理解を深めることに役立ちたいと考えています。
また、ベルリン日独センターを会場として日独学生セミナー「欧州政策」(9月26、27日)、講演会「3.11: Disaster and Change in Japan」(10月14日)、日独ワークショップ「大学事情――伝統と革新のはざまで」(10月21日)、日独会議「社会的不平等」(11月22日から24日)を開催しました。

交流事業
ベルリン日独センターはロバート・ボッシュ財団とともに、日独両国における次世代指導者を対象にした「日独ヤングリーダーズフォーラム」を開催しています。今回8回目となる本フォーラムでは9月13日から22日の10日間、両国の政財学官界の若手指導者8名ずつ、計16人が日本国内で時間を共有し、「Power Shifts and Emerging Markets」をテーマに日独両国にとって重要な課題を討議しました。またこの機会に過去の参加者も招待して新旧メンバー合同の会議形式の同窓会を実施し、次世代指導者の幅広いネットワーク作りを支援しています。
11月12日から26日は、ドイツ連邦家庭高齢者女性青少年省からの委託事業「日独勤労青年交流プログラム」の一環でドイツ団が日本を訪問、19歳から30歳の22名が東京・岡山・京都でさまざまな施設を訪れ「仕事と社会的責任」をテーマに研鑽しました。なおドイツ団の日本滞在にかかる費用は日本の文部科学省が拠出しています。

文化系事業
10月24日、25日の2日間にわたり、日本社会におけるハーフの若者たちの現在を撮ったドキュメンタリー映画「ハーフ」上映会を開催いたしました。「現在の日本に存在する固定観念を打破しこれからの時代に備えるために多民族のありさまに焦点をあてた」とする本映画上映会には監督の1人である高木ララ氏にもお越し頂き、約350人の聴衆と交流頂きました。また24日の上映会には、ベルリーナ・ツァイトゥングの政治風刺漫画家、ハイコ・サクライ氏を交えて対談会を開きました。
12月10日には、若手作家グループ展「Das unbewusste Naturgesetz」のオープニングを開催します。展覧会は1月31日までですので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

Japanisch-Deutsches Zentrum Berlin
Saargemünder Strasse 2, 14195 Berlin
Tel.: 030-839 07 0    Fax: 030- 839 07 220
ホームページ:www.jdzb.de    Eメール: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。(代表)
ベルリン日独センター副事務総長 坂戸 勝