就任のご挨拶

デュッセルドルフ日本人学校
校長 栗田 典年

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本年4月、本多成人前校長の後任として着任いたしました第17代デュッセルドルフ日本人学校校長の栗田典年と申します。日本人会報の紙面をお借りしてご挨拶を申し上げます。
伝統、実績、環境、子どもたち、運営組織等々、何をとってもすばらしい学校に赴任することができ、大変光栄に存じます。
私にとって在外教育施設派遣は、今回で3度目になります。インドネシアのメダン日本人学校・教諭(昭和62年~平成2年)、シンガポール日本人学校クレメンティ校・校長(平成22年~25年)と勤務して参りました。これまでの経験を生かし、子どもたちのために全力を尽くす所存であります。どうぞよろしくお願い致します。
本校は1971年4月に設立され、充実した教育施設や教育体制の下、現地校との交流活動やドイツの教育資源を生かした国際理解教育などデュッセルドルフ日本人学校ならではの、すばらしい教育活動が脈々と受け継がれてきています。開校以来様々なご配慮をいただいておりますデュッセルドルフ市やドイツ関係機関、在デュッセルドルフ日本国総領事館、日系諸団体の皆様方の温かいご支援、ご協力のたまものであると、心より感謝申し上げます。また父母会の存在も本校の大きな支えになっております。とりわけ、運動会や学校祭には全日制・補習校の父母会が一丸となり、全面的なご協力を頂いていることに、併せて心より感謝申し上げます。
さて、本年度の学校教育目標を、「豊かな心をもち、国際感覚を身につけ、たくましく生きる子どもの育成」とし、特に、サブテーマを -きき合い ひびき合い 共に学ぶ- としました。これは、「小・中学校ともに討論や発表などを通し自ら課題を見つけて解決する力を育成する『主体的・対話的で深い学び』を各教科で導入する。」とした、2018年から先行実施される、新学習指導要領の実践を目指したものです。この新しい時代にふさわしい教育活動が、日々の学習に留まらず、本校の二大行事である「運動会」「学校祭」など、全ての場面での展開を目指していきます。
また、本校は長年、姉妹校であるツェツィーリエンギムナジウムをはじめとする多くの現地校と、音楽やスポーツ・交換留学などの相互交流による国際理解教育を推進して参りました。また近くにある高齢者施設ディアコニーとの交流や、マルティン祭やカーニバル、クリスマスマルクトといった地域行事にも現地の方々と共に参加し、交流を深めて参りました。子どもたちには小さな外交官として、日本の素晴らしさを伝えたりドイツのことを理解したりすることで、ドイツと日本の友好関係がさらに発展するよう活躍してもらいたいと願っております。
本校教職員48名が心を一つにして尽力して参る所存であります。今後も皆様方のご支援ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。