ご 挨 拶

独日文化交流育英会

会長 Dr. ユリア・ミュンヒ

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日本クラブ会員の皆様

「百聞は一見にしからず。」という古いことわざがあります。独日文化交流育英会の奨学金プログラムは、このことわざに因んで、ドイツの若い人達に、4週間の研修旅行の枠組みの中で、初めて、日本との出会いの場を提供することを実現して参りました。既にこれまで、当育英会は、この様な方法で、200名以上の様々な職業訓練や手工業職のジュニアスタッフ、多岐の専門分野の学者に、日本の熱狂ファン/日本への興味を喚起することに努めてきたのです。さらに、研修旅行の後、参加者は、育英会の同窓会ネットワーク「友達の輪:Freundkreis」に結びついて、ネットワークを介して自分達の経験や連絡先を次世代に伝承していくのです。

当育英会は、日本の実業家、長井貞義(†2003)の基金により創設されました。長井の祖父である薬理学者の長義は、1871年に日本の開国に関連し、留学の目的でヨーロッパに最初に派遣された学者の1人でした。長井はドイツ人の妻テレーゼと一緒に、生涯を通じて日独の国際相互理解のために努めました。そして、長井は祖父母の遺産を基に、1980年代の終わりにNRW州 日独文化交流育英基金を設立したのです。創設メンバーの1人には、当時、デュッセルドルフの日本商工会議所の事務局長であった有川陽であり、長年にわたって当育英会の会長として、熱心に本プログラムを運営していただきました。

私たちの誰もが経験しなければならなかったように、残念ながら、現時点、国境を越えた人の出会いは、新型コロナ・パンデミックのために、実現が困難となっています。また、学生交流も、現在、中止されています。しかしながら、私たちは、この様な状況にもかかわらず、これからも、若い人達に日本への関心を持たせ、相互理解を喚起するように努力し続けたいと思います。例えば、分散型の異文化交流を発起し、ソーシャルメディアを活用し積極的に活動することです。
(Facebook: https://www.facebook.com/JapanErleben, Instagram: https://www.instagram.com/japan.erleben/)

約160年に渡る独日関係を活性化させ、積極的に形成するために、これらの新しい形の交流に是非ご参加ください。困難な時代でも、ドイツと日本の若い人々にコミュニケーションの場を与えるために、私たちが共に、新しい境地を開拓し、困難を打ち破ることができるのであれば素晴らしいことだと思います。

皆様、どうぞご自愛ください。

独文和訳 / 日本クラブ事務局
バーバラ  コンラーディ 竹中

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