日本商工会議所だより

コロナ禍に伴い、当会議所主催の法務・税務セミナーも7月よりオンラインにて開催させて頂いております。また、その他の共催セミナー/講演会についてもオンラインで開催致しましたので、ご報告させて頂きます。

 

「HR in times of skilled labor shortage and digitization – challenges and opportunities(スキルを持った人材不足とデジタル化が進む中での人事管理 ―課題とチャンス―)」

(2020年6月23日(火)、14:00~15:30)

 昨今、人口構成の変化、有能な人材不足、デジタル化、仕事に求める期待の変化など、就職、仕事、職場を取り巻く環境が著しく変化している中で人材市場が“売り手市場”になっています。労働市場が如何に変化しているか、若い有能な人材が企業に何を求めているか、こうした人材を如何に長く企業に留めておけるか、採用戦略をどのように見直せるか、こうした日本企業の抱える課題へのソリューションを考える一助とすべく、デュッセルドルフ市経済振興局との共催により、ジェトロ・デュッセルドルフ事務所、デュッセルドルフ商工会議所の後援を受け、本オンラインセミナーを開催致しました(全て英語にて)。
当日は約90名の方にご参加頂き、デュッセルドルフ商工会議所、人材コンサルティングのIndeed Hiring Lab社及びHorizon Consulting社の3人の講師の方にそれぞれ異なる視点から本テーマについてお話し頂きました。その後のパネル形式のQ&Aセッションでは、コロナ危機による企業内の働き方への影響も話題となり、「これまで遅れていた企業内デジタル化が一気に進み、労働環境のフレキシビリティが増したことによって、新しい労働社会への一歩が踏み出せたのではないか」とのポジティブな評価が聞かれました。

 

「コロナ後のドイツ経済とBREXITの行方」

(2020年7月8日(水)、10:30~12:00)

日独産業協会/DJW理事長、ベルリン日独センター評議会議長でいらっしゃるゲアハルト・ヴィ―スホイ(Gerhard Wiesheu)氏による本講演会は、ジェトロ・デュッセルドルフ事務所との共催で行われ、200名を超えるご参加を頂きました。ドイツ以外の欧州や日本からの参加者もあり、オンライン開催のメリットが十分発揮された講演会となりました。
冒頭、在デュッセルドルフ日本国総領事、岩間公典様からご挨拶を頂いた後、フランクフルトのオフィスからヴィ―スホイ氏がまずBREXITの行方、続いてドイツ人経営者の視点からのコロナ後のドイツ経済、最後にドイツ自動車業界の動向等について、流暢な日本語でお話下さいました。日欧の政財界に幅広い人脈をお持ちの同氏ならではの興味深いエピソードと、分かりやすいプレゼンテーション資料により、大変内容の濃い講演会となりました。
最後の質疑応答では数多くの質問が寄せられましたが、いずれも淀みなくお答え頂き、改めて同氏の政治経済への造詣の深さと、高い語学力が印象深いご講演となりました。

 

当会議所でも、セミナー等の開催に関するデジタル化の必要性が急に生じたため、当初はWeb会議用ツール(Zoom)に慣れるまで多少時間がかかりましたが、会議室キャパシティ等による制約がないことから、より多くの会員企業の皆様に広範な地域からセミナー・講演会にご参加頂けるようになり、嬉しく思っております。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。