日本商工会議所だより

「テュンカース機械製造工場見学」(30.10.2018)

2018年第2回目のドイツ工場見学では、自動車産業や産業用ロボットメーカー向けのオートメーション技術専門のメーカーであるTünkers Maschinenbau GmbHを総勢18名で訪問致しました。

まず同社の概要について広報担当のキルシュナーさんよりご説明頂きました。同社は1962年にデュッセルドルフ市隣のラーティンゲンにて設立され、創業者のJ.G. Tünkers氏(80歳)は現在も現役、ご子息二人も経営に携わるファミリー企業です。「毎日新しいアイデア、毎週新しい製品」というスローガンのもと、世界中で1,000人以上の従業員が10ケ所の工場と25ケ所の営業所で従事し、350の特許を持っているとのこと。オートメーションの基本動作であるクランピング、加工、搬送等をモジュール化し、産業用コンポーネントとしてすぐにラインに組み込める製品を1年に35万個製造し、規模としては中堅企業ではありますが、同分野における世界的メーカーに発展してきたとのことです。
続いて見学した工場内は、大きな機械はそれほどなく、作業机上でロボットやモジュールを組み立て、こつこつと作り上げる姿が印象的でした。
今回の見学は、大企業の量産を支える技術やドイツ経済の屋台骨といえる中堅企業(ミッテルシュタント)の製造現場を知る良い機会となりました。

その後、デュッセルドルフ市内中華レストランにて昼食兼懇親会が行われ、ご参加の皆様のお話も弾んでいたようです。

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        工場内にて   © JIHK

2019年デュッセルドルフ日本商工会議所・賀詞交歓会(25.01.2019)

当会議所恒例の新年賀詞交歓会が、1月25日18時よりホテルニッコー「ダヴィンチの間」にて行われました。本年はこれまでで最高の総勢約300名の方にご参加頂きました。
冒頭奥村会頭より、今年の干支をテーマに「猪の様に猪突猛進で進みたくなるところをグッと堪えて将来に大きな花を咲かせるべく、しっかり地に足をつけて着実に活動をしていきたい」と挨拶されました。
続いてベルリンよりお越し頂いた八木大使のご挨拶では、「不透明な世界情勢を背景にポピュリズム、保護主義の台頭の中、以前にも増して日独の関係強化の必要性への認識が高まっている」と述べられました。
ダマーマン経済省次官のご挨拶の中では、2月1日に発効の「日EU経済連携協定(EPA)」が日・EU企業協働をさらに深め、世界経済にとって極めて重要なシグナルになるというお話が印象的でした。またガイゼル市長よりは、「昨年は20社以上の日本企業が当地に進出し、今後も進出拠点として魅力的な地であり続けるよう努力を惜しまない」というお言葉を頂きました。
続いて、歌手の深瀬廉さんにSchumannの「Widmung」、山田耕筰の「赤とんぼ」、R. Straussの「Ständchen」3曲を披露頂き、バリトンの力強い歌声に会場全体が引き込まれました。

礒総領事による乾杯のご発声では、NRW州、市当局の邦人コミュニティに対する支援について感謝を表し、「邦人社会の益々の発展のため、日本商工会議所と密接に協力の上、一層の努力をしたい」と述べられました。

その後懇親会の時間となり、お食事とご歓談をお楽しみ頂きました。皆様に新年のご挨拶ができる機会が持てましたこと大変嬉しく思っております。本年も引き続き会員企業の皆様のお役に立てるように業務を行って参りたいと存じます。

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賀詞交歓会   © JIHK