就任のご 挨 拶

デュッセルドルフ日本商工会議所会頭
仙 波 靖 雄

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去る8月25日の理事会で、新会頭にご選任頂きました仙波でございます。何卒宜しくお願い申し上げます。

私は、1984年に三菱化成(現三菱ケミカル)に入社致しました。日本での勤務は、入社後の1年半の工場勤務以外は全て東京本社でした。海外勤務は今回が3回目で、初回はニューヨークとバージニア、2回目はロサンゼルスで、トータルで10年あまり米国で勤務しました。米国勤務では、もちろん愉快なことも多々ありましたが、マイノリティーである日本人が異国で暮らしていく難しさや厄介さも身をもって体験致しました。2015年10月から当地で勤務致しておりますが、私の米国での経験とは異なり、当地は日本人にとって非常に暮らしやすく、快適で居心地の良い環境が整っており、深く感謝しております。これも偏に諸先輩方並びに地元の皆様方のこれまでのご尽力と州・市政府のご支援・ご協力の賜物とただただ感服しております。

さて、昨年創立50周年を迎えました当商工会議所は、日本国総領事館、日本クラブ、日本人学校、JETRO、州・市政府と連携をとりつつ、当地における日本人社会の発展ならびに日独経済交流・日独親善にこれまで大いに貢献して参りました。当商工会議所の活動につきまして、会員企業や会社関係以外の皆様にはあまり馴染みがないかもしれませんので、ここで改めてその主な活動を以下の通り、ご紹介させて頂きます。


①新年賀詞交歓会、各種イベント等での会員企業の皆様への交流の場の提供
②会員企業の皆様に対するEU・ドイツの法務税務セミナー及びビジネス関連等の講演会の実施
③ドイツ企業工場見学会の企画(本年11月には、インダストリー4.0のモデル工場であるアーヘン市Digital Capability Centerの見学を予定)
④日本側各機関との連携・交流(総領事館、JETRO、在欧日本商工会議所等)
⑤ドイツ側各機関との交流及びドイツ側各機関と連携した近隣市との交流
⑥ドイツ産業界とのネットワーク強化、対外的なロビー活動等
今後も、皆様のご意見、ご要望をお伺いしながら、会員企業様に対するサービスを更に充実させていきたいと考えております。

当商工会議所は、在欧日本商工会議所と致しましては最大規模の約540社の会員企業様に支えて頂いております。私は、商工会議所のスタッフとともに、新規会員企業の確保に取り組みつつ、「さらに存在感のある商工会議所」を目指して、日本側及びドイツ側各機関やドイツ産業界との連携のみならず、欧州各地の日本人社会との交流も積極的に図って参ります。また、日本クラブの皆様はじめ関係諸団体様のご協力を仰ぎつつ、日独親善の更なる深化に取り組みながら、当地での日本企業並びに日本人社会の存在感を更に高めていきたいと考えております。色々と至らぬこともあろうかと存じますが、皆様の暖かいご指導・ご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。