耳よりコ-ナ-生活編

デュッセルドルフにおける妊娠出産、そして、子育て

当地デュッセルドルフは欧州における日本経済の中心地であり、多くの日本人の方が生活しています。日本人が安心して暮らせるインフラがあることが、デュッセルドルフの大きな魅力と言えます。私は去年の3月に当地の病院で出産を経験し、現在も子育て中です。初めての出産でしたが、日本人助産師さんのお世話になり、また日本クラブの皆様のサポートもあり、安心して子供を産み、育てることができています。当地で暮らす皆様の中には現在、妊娠中の方もいらっしゃると思います。中には外国での出産や子育てに不安を抱えている方もいらっしゃるかもしれません。今回は私の経験をもとに、育児に便利な情報をご紹介していきますので、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

まずは情報収集の方法ですが、私は運良く早い段階で、「りんごの木」というドイツでの子育て応援コミュニティサイトに出会いました。
異国での妊娠・出産・育児はやはり不安なものですし、言語が違うと入ってくる情報量も違いコアな情報にたどり着けないこともあります。「りんごの木」の存在は、そんな不安を少しでも払拭してくれる存在となりました。下記の点に於いてこのサイトからは正確な情報を得ることができます。

・ドイツでの様々な出産体験記が読める
・日本人助産師さんによる妊婦教室情報が得られる
・何でも質問をすると、先輩ママたちが答えてくれる(かなり頼りになります!)
・ドイツの季節の食材の使い方情報がある
・ママや子供のイベントや習いごと情報がある
・ヒサコラムで育児を通しての日独の文化の相違を学べる

特にママ目線での情報は、とても生活に役立つものです。駐在生活は家族が遠くにいるため、サポートを得るのが困難です。そんな中、このようなコミュニティサイトの存在はとても心強いです。ネットを介して同じような環境下にいるママやプレママたちと支えあって子育てできるインフラとしての「りんごの木」は画期的な存在です。情報を出し合い共有しあって、ドイツ駐在中に楽しく妊娠・出産・育児ができるよう長期に渡り活用することができます。

また、デュッセルドルフの生活情報サイトからは、小児科や歯科で日本語通訳をしてくれる方の情報が見つかります。中には子育て経験が豊富な方もいらっしゃり、通訳以外にも頼ることができて私のような新米ママには非常に心強い存在です。
何もかも夫婦でこなさなければならない海外赴任生活では、時にベビーシッターを探す場面もでてくるかと思います。その時に頼りになるのが日本クラブのベビーシッターリストや日本クラブ内の集まりである「赤ちゃんごろごろ」へ参加している方々からの情報です。特に「赤ちゃんごろごろ」で共有できる情報は月齢を超えて幅広く、とっておきの育児情報を持ち帰ることができるので個人的には毎回楽しみでなりません。
ドイツの教育機関「efa-duesseldorf」には日本人講師による乳児のためのクラスがあり、また当地には低月齢から入れるスイミングスクールやリトミックのスクールもあります。
当地での妊娠出産は、日本人医師の方やマリエンホスピタルの日本人助産師さんにより、分娩を含む全てが日本語対応可能です。産後ケアも希望すれば1ヶ月以上に渡り、日本人助産師さんの訪問が可能です。この訪問は、新生児のケアだけでなく産後の心身のダメージ回復にも計り知れない効果がありました。

そして産後ケアが無事に終わればいよいよ終わりなき育児と向き合う日々が始まりますが、当時はまるで大海原へ乗り出したような気持ちで不安も多々ありました。しかしデュッセルドルフにはその不安を払拭してくれるような助け合いの場が充実しています。ネットとオフの交流をバランスよく活用して、安心な出産、楽しい育児ができるのです。ここまでご紹介した情報以外にも、当地にはまだまだ素晴らしい団体があると思うので、これからの新しい出会いに期待は膨らむばかりです!

文責/本橋華子
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