耳よりコ-ナ-生活編

やじ馬訪問レポート
デュッセルドルフ大学植物園(Botanischer Garten)を訪ねての巻

デュッセルドルフハインリヒ・ハイネ大学の植物園は、自然科学研究の仲介役として1974年に造園された。その後も拡張され1979年より、広く市民にも親しまれる庭園、また学習・研究等の場として一般公開されている。ある日本企業、並びに当地の多数のボランティアの方々による庭園内の手入れ等の支援を年2度ほど受け、少数であるが頻繁に通ってくる協力者、また10人ほどの庭師の養成(3年間)も行っているとの事である。
ここはすべての植物に名札がついているので、辞書を片手に散策するのも一考でる。植物園出入口付近から園内の主要道はバリアフリーとなっている。
   ・庭園の大きさ 8ヘクタール
   ・シンボルであるドーム型温室1000平米
   ・南アフリカ温室336平米
   ・オレンジ温室 312平米
   ・植物 約5000種
   ・年間来場者7万人

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ドーム温室前にて、左から二人目のDr. Etges氏より園内の大変好意的な説明を受けた

庭園に近づくと1976年に建造された高さ18メートル、底辺直径約36メートルの半ドーム型温室(Kuppelgewächshaus)が目に入ってくる。この大変魅惑的なデザインの建物であるが、630枚の10種三角形のプレキシガラスを組み合わせて建造されたものである。建造物としても注目を集めており、そのための訪問者もいると云われている。温室といってもここは「寒い家(Kalthaus)」と言われ、冬季中は10~12℃の温度と湿度を保ち夏季中は外気温度で乾燥を保つ設定となっている。従ってここには、雨の降る冬、そして乾燥した夏の地域から採取されてきた大変エキゾチックな植物が、非人工の自然の形で植えられている。

散策コース(約1.2km)
・中央入り口より初めにドーム温室の見学
温室の入り口にある園内案内パンフレットを入手。トイレはここの地下にあるのでそこを利用する。
ドーム見学後は向かって右回りでの散策がお勧めである。
植物園は下記のシステムに構成されている。

・Sukkulente Pflanzen(多肉種植物)
・Araukarien-Beet(ナンヨウスギ苗床)
・Morphologie(形態学)・Bestäubungsbiolgie(受粉生態学)
・Bauerngarten(農家庭園)・Nutzpflanzen(有用植物)
・Apothekergarten(薬用植物庭)
・Nord-Amerika(北アメリカ)・China(中国)・Japan(日本)
・Imker(養蜂)・Rhododendrontal(シャクナゲの谷)
・Kaukasus(コーカサス地方)・Wildblumenwiese(野生の花草原)
・Mitteleuropa(中央ヨーロッパ)
・Gewässer(湖沼)・Konifereninseln(針葉樹の島)
・Heidelandschaften(荒野植物群生)
・Moor(湿地帯)・Systematische Abteilung(系統植物区画)
・Orangerie(オレンジ温室)・Südafrika(南アフリカ温室)
・Alpine Waldgesellschaft(アルプスの森林群落)

住所:Botanischer Garten Heinrich-Heine-Universität Düsseldorf
Universitätsstr. 1, 40225 Düsseldorf
www.botanischergarten.hhu.de
電車:U73, U79, 704 Universität・Botanischer Garten 行き、終点
開園時間:3月・10月 月~金 8:00-18:00 土13:00-18:00日・祭10:00-18:00/4~9月 月~金 8.00-19:00 土13:00-19:00 日・祭13:00-19:00/11~2月 月~金8:00-16:00 温室15:30まで
見学ピーク時期:5~6月
入場:無料
お勧め持参物:飲み物
注意:犬・自転車・スケートボード等の持込み、また植物・種・損傷-持出し等の禁止。

生活部 檜山五郎