日本商工会議所だより

2015年 日本デーのご報告

(1)市民文化交流祭「JIHK夏祭り」

5月30日(土)に開催された第14回目の日本デー市民文化交流祭。当会議所は例年日本の夏祭りをイメージした催し物として、日本から輸入した水ヨーヨーの作成・販売を行っています。
昨年は、CEマークの基準が変更となり、新基準に沿った商品が用意できていないというメーカーさんからのご連絡を頂いたため、急遽日独150年の歴史に関するパネル展示を行いましたが、今年の日本デーではCEマーク問題もクリアとなり、2年越しの夏祭り(水ヨーヨーの作成販売、くじ引きつき、当たりが出たら写真撮影)を行うことが出来ました。
当日は朝9時半より開店準備のために当会議所の10部会からご協力を頂いた企業のボランティアの皆様にご参集頂き、テントのデコレーションや水ヨーヨーの在庫作成をいただきました。12時15分に早番のボランティアの皆様と交代し、12時半からは夏祭りのオープン、水ヨーヨーの販売を開始しました。

あいにく天気予報があたってしまい、開店後すぐに激しい雨に見舞われることなどがありましたが、そのような天気の中でも子供からコスプレをした若者、年配の方々までたくさんのお客様にお越し頂くことが出来ました。接客をして頂いたボランティアの皆様が水ヨーヨーの遊び方をデモンストレーションすると、興味深そうにそれに見入り、自分でも試されるお客様が多くいらっしゃいました。初めて水ヨーヨーを手にされるお客様がほとんどで、失敗をしないで上手にポンポンと遊ぶのは難しいけれど、面白いという感想をお伺いしました。
水ヨーヨー購入の際のくじ引きで当たりが出たお客様には水ヨーヨーを持って、ちょんまげのカツラや日本の法被・お面をつけての写真撮影、その場で写真をお渡し致しました。当たりが出た瞬間の嬉しそうな表情や衣装を着けポーズを決めて写真撮影をされるお客様を見て、今回の夏祭りの企画も文化を介しての日独の交流の一助となったのではないかと思いました。
決起大会、日本デー当日と積極的にご協力いただきました33社43名の部会ボランティアの皆様、フィルムとカメラのご提供を頂きました富士フイルムの皆様、当日サポートを頂いた学生ボランティアの皆様にこの場を借りて心よりお礼申し上げます。

(2)日独経済シンポジウム

6月1日(月)、第14回日独経済シンポジウムがホテルインターコンチネンタルデュッセルドルフで行われました。今回のシンポジウムでは、「経済発展の原動力たるヘルスケア産業と医療技術 日独両国及びノルトライン=ヴェストファーレン州における最新動向と投資・提携の展望」をテーマに、日本とドイツの関連分野の専門家にご講演を頂きました。
シンポジウムの冒頭では、日本からお招きした富士フイルムホールディングス代表取締役会長・CEOの古森重隆氏に「魂の経営」というテーマで特別講演を頂きました。本業消失の危機に直面した同社が、奇跡の事業構造転換でそれを乗り越えた貴重な興味深いお話を聴くことができました。
基調講演では、島津製作所医用機器事業部副事業部長 医用機器工場長・鈴木英文氏より医療用エックス線撮影の歴史と進歩、将来のビジョンについて、分かりやすくご説明を頂きました。また、ドイツ側からは、Vodafone社モバイル応用医療部シニアマネジャー・デュッセルドルフ・デジタルシティ協会会長・シュテファン・シュナイダー氏、西部ドイツ糖尿病・健康センター理事 デュッセルドルフ・カトリック系病院連合 糖尿病科長・シュテファン・マルティン教授に最先端技術を駆使した遠隔地医療や両国社会が抱える共通の課題である高齢者医療への取り組みのお話がありました。その後、実践例として、ドイツの病院や企業が日本と提携して実験や開発を進めた成功事例が紹介されました。最後のパネルディスカッションでは、市場の将来性と日独協力提携の可能性について、活発な議論が交わされました。

専門的な分野であるにも関わらず、講師の方々の丁寧で具体的なお話により、参加者も最後まで熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

S.7

当たりくじを引いて写真撮影をするお客様

 

JIHK