日本商工会議所だより

レバークーゼン・バイエル製薬 Chempark 見学バスツアー

6月11日(水)開催

ドイツ最大の化学産業拠点となっているNRW州。ここには420の化学関連の事業所が集積し、9万人(ドイツ全体の30%)の雇用があります。州内には12ヶ所の化学工業団地があり、ドイツNo1となっています。

2013年のVW工場見学ツアーに続いて、今回はNRW州内、化学産業で有名なレバークーゼン バイエル製薬Chemparkバスツアーを企画しました。今回訪問したレバークーゼンに加え、ドルマーゲン、ウルディンゲンと州内西部3ヶ所にあるChemparkは、欧州最大規模の化学工業団地であり、70社を超える企業が拠点を置き、研究・製造・ロジスティックスなどの分野で活動しています。

6月11日(水)12時半に会員企業からの40名の参加者とともにデュッセルドルフ・ホテル・ニッコー前を出発。2日前の大嵐にもかかわらず、予想外に渋滞などもなく時間通りにレバークーゼンへ到着。Chemparkの管理・運営を行うCurrenta社の代表者に歓迎頂き、同社本部内の一室でChempark全体の模型を囲みながら、この化学工業団地の歴史や現状についてガイドの方に詳細にご説明頂きました。

続いてバスに乗車し、Chemparkの工業団地内に入場しました。レバークーゼンからケルンへと広がるChemparkの敷地は、ケルン地域はロジスティクス、レバークーゼン地域は製造と区分けされています。バスの中でガイドの方の英語での説明を聞きながら、頭上をたくさんのパイプが通るChempark内各所を車窓から見学しました。
20世紀初めに現在の場所に拠点を移したバイエルは、工場内の流れを最適化するため、また将来の工場拡張を想定し、碁盤割りの区画を作りました。これらが広い道路とともに現在は工業団地として使用されています。団地内では事故・汚染防止の安全対策システムが建築物に合わせて分かりやすく作られています。また、定期的に安全対策についての研修を行い、大きな事故を防いでいるそうです。尚、それぞれの工場では無事故の日数がカウントされています。また、工業団地内で問題等が発生した場合に、各企業のニーズに合わせてフレキシブルな解決方法で対応してくれるというChemparkの大きな魅力についても知ることが出来ました。

Chempark見学後にはバイエル製薬の業務内容をテーマ別に紹介する「BayKomm」というショールームへ移動しました。40名の参加者皆様に2つのグループに分かれて頂き、それぞれガイドの方についてテーマごとのショールームをまわりながら、バイエル製薬の研究分野や開発・改良された化学品や商品、CSRについて詳しくご説明頂きました。

あまりにも膨大な情報だったためか、見学後のBayKommビストロで行った交流会でのビールが非常においしかったです。ご出席の皆様、お疲れ様でした。

今回訪問をした「BayKomm」は、一般公開もされているということです。バイエル製薬の歴史や日常生活における化学品の様々な使用用途などについて、「スポーツ・レジャー」「建築・住宅」「交通」「情報技術」「環境保全」「ヘルスケア」「栄養」「バイエルの全容」の8つのテーマのショールームを見学することができます。少人数であれば事前予約なしで現地を訪れれば、ガイドの方にショールームをご案内頂けるという事ですので、ご関心をお持ちの皆様は、是非一度レバークーゼンのBayKommを訪れてみてはいかがでしょうか。