日本クラブ創立50周年

S.1

独日協会連合会長
Dr.iur.Dr.IngE.h.
ループレヒト・フォンドラン

日本からの皆様は、デュッセルドルフでは心から歓迎されております。その日本の皆様にとりまして、日本クラブは重要な故郷の一部ともいえます。そして日本の皆様は、私達の都市を豊かにしてくれます。経済交流は双方の関心事であり、また日本の皆様の多くが、その経済交流を目的とし当地に来ました。しかし、日本の皆様は、何も経済交流の分野のみで、私達の都市に貢献しているわけではありません。日本の皆様こそ、デュッセルドルフを国際都市にしてくれました。こうしている間に、多くの国々の人達が、欧州の心臓部にあるデュッセルドルフの価値を評価してくれる様になりましたが、それこそ、揺るぎない日本の皆様の貢献です。

独日協会に所属する私と私の同僚は、当地における日本の皆様を、日本の文化大使と見なしております。そしてその日本文化は、ドイツにて大いに評価されております。日本クラブにおいて皆様は、単に会員同士の交流をしているわけではありません。私達が喜んで受け取るメッセージを送り出しております。皆様が花火を打ち上げる時も、ライン川沿いで色彩豊かなお祭を祝う時も、コンサートを開催する時も、また日本の歌を歌う時も、皆様は私達と一緒です。ですから、皆様の祭典は私達の祭典でもあります。暗くて辛い時も、私達は良き友人であり続けようとしています。2011年に自然の大災害が日本の東北地方を襲った時も、私達は、皆様や日本クラブと共に悲しみ、そして力を合わせて献金を集め、被災者の苦難を和らげようと試みました。

日本人社会の皆様の多くの方々が、たとえ日本へ御帰国されても、当地デュッセルドルフ時代の思い出を大事にされております。そしてその報道を通じて、ドイツとドイツ人の生き方に関し、日本において啓蒙されております。その事を私達は嬉しく思います。また、それに感謝する事が大事だと、私は思っています。日本の多くの都市に日独協会が存在し、私達は、その日独協会の方々と緊密に交流しております。日本クラブの皆様が、日本に御帰国された後、こうした日独協会に関与して下さるなら、もちろん嬉しく思います。そうする事で、日独両国を結ぶ「架け橋」に、さらに強固な支えが出来ると思います。

まずはともかく、皆様に心から、格調高くも楽しい50周年記念式典をお祈り申し上げます。