耳よりコ-ナ-生活編

やじ馬訪問レポート

B子、ヒューマネット・ショップで売り子体験をするの巻

“ヒューマネット・ショップ”って知っている?日本にもあるオックスファムなら聞いたことがある?1986年に、有志の日本人が設立した公益法人のボランティア団体「ヒューマネット」が運営するこのショップの収益は孤児院や発展途上国の学校建設のために寄付されているそうだ。詳しくは、ホームページを参照できる。また、毎月、ショップの開店日がネットにアップされる。
http://www.info-now.net/humanet/
日本人が、ドイツにいてボランティア活動ができるなんてすごいショップだ。早速、「取材に行こう〜」とノリノリの私に、「取材予定日は急遽当番の方の所用でお休みです。」と前日にSMSが入った。「そんなの無理です、ぜひ開店して下さい。」とお願いすると、S子と金曜班長くまさんが緊急に店を開いてくれた (^^♪!
10時から開店と聞いていたので時間丁度に行くと、もう常連のお客様で賑わっていた。場所は高級住宅街ではなく、どちらかというと移民が多く住む地域にあり、本当に様々な国の人たちがきていた。いろいろな商品が小さい店内に並んでいてコップなど食器類が10セントだったり、服が50セントだったり、激安だ。
「えっ、大忙しじゃない!大急ぎで支度をして取材しなくちゃ。」
と用意をしている先からいきなり、レジでは「これとこれは取り置きしておいてください。まだ、他にも買うから。」という客がいる…しかし、その割には 何もしないで待っている様子。「なんでなのかな?」と思っていると、S子が、「奥から出す新しい商品を待っているのよ。」と耳打ちする。常連は、自分の好きな商品が出てくるのを気長に待つのだそうだ。私もウキウキして‘’金曜班長くまさん‘’が今日は何をだしてくるのか?待っていると、「今日はあんまりでないよ。」とくまさんの声。そうだ、今日は無理言ってあけてもらっているんだ。お疲れさま、S子そして、くまさん。
人が増えて来て、小さい店内で身動きが取れなくなりそうになったので、急いでお金を払っている人。買い物に来る人もいれば、大きな袋にたくさんの寄付品を持って、渡しにだけくる人もいる。寄付品は奥に持って行き、後で使えるかどうか判断し商品としてだす。
いつも水曜に店番しているS子にとり、今日の金曜店番は初体験だそうだ。「引っ切りなしに賑わっている。」と興奮気味のS子。そして、常連の名物さんらしく、葉巻の匂いプンプンのフレンドリーなおじさんがくると、高価そうなCKの時計が奥から出てきた。できるだけ高く売りたいところだけど、今回はかなりしぶとく首を縦に振らない様子。結局、買って行かなかった。「でも、こんなに安いチャリティーショップなんて無いよね〜。」なんて思いながら、あっという間に2時間が過ぎ去った。
合間をみては、密かに試着をしてジーンズを買ったS子は私にも「このエプロンは最高」と試着をすすめ上手に売りつけた。そして、「今日の売り上げは」と、ふふっと満足そうな笑みをたたえているS子とくまさんを横目で眺めながら、閉店の感動を共に味わった。

不用品をボランティアの方々が引き取り、リサイクルする。この売り上げは貧窮層を含めた地域社会へ寄付する。こんなにやりがいがあるボランティア活動をこのドイツで気軽にできる場を提供してくれるヒューマネットは素晴らしい。月一度から店番ができるので、ぜひ、お店を覗きにいらしてはいかがですか?

住所:Oberbilker Allee 238, 40227 Düsseldorf
電話番号:0211-724573
行き方:市電715 Gangelplatz下車
開店時間:月~金 10:00 ~ 13:00
但し、閉店の日もあるので、開店しているかどうか、事前に電話かHPで確認のこと

文責  生活部 B子

 

 

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